10/22(土)にRISU PRODUCE vol.19 舞台「イキザマ3」マチネ公演を観に行ってきました。
この公演を観に行こうと思ったのは、吉田芽吹さんがご出演されるからです。
この秋「劇」小劇場が団員達の熱気に満ち溢れ、そして揺れ動く・・・・
RISU PRODUCE 「イキザマ」シリーズ第三弾。
押忍の精神の下、決して見返りを求めず、青春の全てを仲間と共に「団」に捧げる
応援団員達のイキザマに迫ります。
RISU PRODUCE vol.19
舞台「イキザマ3」
作・演出 松本 匠
![イキザマ3]()
【公演期間終了】
★以下、内容に触れる感想を含むため問題ない方は読んで下さいね★
押忍の精神の下、青春の全てを捧げる応援団員達のイキザマ素晴らしかった!
団員たちの応援、演舞の熱気、心に響く言葉、仲間への想いは観ていて気持ちを
揺さぶられ感涙しました(・_・、)昨年に続き観れて良かったです!
三多摩大学に入学した野瀬浩之演じる世良優樹さんは、新入生歓迎会の
際、応援団員の熱意に溢れる演舞と、そしてある「言葉」が心に響き、
応援団に入団することを決意した。
同輩の岩田彰演じる松本匠さん、宮本由加里演じる吉田芽吹さんと共に、
厳しい練習に耐え抜く一年生団員。
ある日、今まで誰にも言えなかった、ある事実を同輩二人に打ち明ける
野瀬。だが、その事実と平行して、実は岩田にも皆に言えないある事実
があった・・・
舞台が始まると、横関健悟さん演じる応援団長 長谷川聡を中心に応援団員
たちが新入生へ向けた熱い演舞が始まる。
のっけから熱量が半端ない!!
「そりゃあー!」のかけ声とともに太鼓の音に合わせて演舞を続ける三多摩
大学応援団のかっこよさがすごかったです!!
もう、うるうる来た(;ω;)
谷口勇樹さん演じる応援団員4年生 竹下圭祐による新入生への挨拶から始まると
「はい学生、ちゅうもーく!」とノリが軽くなる感じにほっとするよね(^ω^)
入学の御礼にフリップ「そうだ」に合わせて応援団員が「そうだー!」と掛け声♪
挨拶が終わると、竹下から新入生へ向けてのエールが始まる。
『元気よーーーーーく!
フレーーーーー!フレーーーーー!新入生!
そりゃあああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
はい!フレ!フレ!新入生!
フレ!フレ!新入生!
がんばれーーーーーー!がんばれーーーーーー!新入生!
そりゃあああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
はい!がんばれ!がんばれ!新入生!
がんばれ!がんばれ!新入生!
はい!おおおおぉおおおおーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
はい!おおおおぉおおおおーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
はい!おおおおぉおおおおーーーーーーーーーーーーーーーーー!!』
熱いっ!!!
続いて、応援団長 長谷川聡による新入生への挨拶。
団長も「はい学生、ちゅうもーく!」から(^ω^)
新入生へ入団を募る応援団長は「入団希望者はゼロである。まだまだ
あきらめないぞー!特に男子高出身の新入生諸君に聞いてほしい!どこを
見ても女子だらけ、嬉しいだろー!」と言った後に「浮足立っていないか?」
って客席に向けて言う所、いきなり横関さん僕の所に指差しながらやってくれて
恥ずかしさもありつつ嬉しかったです♪
団長が新入生の時にも同じくこの場に居て、自分に約束したことがあると
「これからはじまる学生生活に女は入らないぞ!なぜなら私は、男が好き
だからだーーーー!!」(笑)
と言った後、即座に団長「決してそういう意味ではない!」と修正してた(笑)
他校も、わが応援団も年々応援団員の数が減ってきているのが現実。
応援団は1年がゴミ、2年が奴隷、3年でようやく人間、4年が神様という言い伝え
があるがそんな古臭い上下関係がわが三多摩大学に存在するわけがないと。
常に謙虚な気持ちで、互いを思いやる優しさと押忍!の精神の元で頑張っている
仲間を心の底から励まし応援する。ただそれだけであると!!
新入生へエールを送る団長かっこいいね。
これを座りながら観ているる野瀬の表情は、応援団へ惹きつけられていたよね。
団長は、最後に、以下のメッセージを送る。
「押忍!の精神の元、本当の自分探しの旅に出ようではないか!!」
「生きて、生きて、生きて、生きまくろうではないか!!!」
シーンは団室へ。さっき団長が言っていた上下関係が存在するわけがないのが
すぐに覆される件(笑)
上下関係がきっちりした三多摩大学応援団。
後輩から電話を取り次がれて、電話を取る吉川柳太さん演じる応援団員4年の
吾妻幸太郎。宮本って子が入団希望らしいって話があったみたい。
あと、2年の団員 白石が応援団に興味がある新入生が居たって話もしてたね。
同じく2年の団員 鈴木健斗さん演じる松野寛が白石の話を先輩から
聞かれると、松野がしゃべり出すや何言ってるんだかわからないやつ来たあ!(笑)
先輩に「もういいよ!」言われちゃってね(笑)
落ち着いて喋るようにしろと注意されてた。
もう直ぐ入団希望者が来るとのことで、「絶対入団させるからな!」と4年生の
幹部は気合いがすんごい!
4年生の2年生に対して後輩が欲しいんだろという煽りもすごい!
幹部たちが、応援団員OBのめっちゃ怖い橋野さんの話をしていて、4年生の竹下
が橋野さん担当にされちゃってて嫌がってた(笑)
一番かわいがられているとか理由付けられてね。
2年が、入団希望者?の野瀬を団室に連れて来る。
てか、最初は団室に入ってきた2年生、幹部に向けて話す言葉が「押忍!」ばっかり
なの面白いね。
優しく対応する4年生たち。入団希望者にがっつく感じの話しかけは、前のめりな
感じがすごいね。
野瀬が、今日は人と会う約束をしていて、府中で5時から会うから都合悪そうに
していると、自転車で4時に出れば間に合うよな!とかハードなこと言ってる4年
生たちに 「やっぱりまた今度にします。」と言っても返してくれずで。
野瀬を連れてきた中尾太一さん演じる白石護が「せっかく、来てくれたんだし、
緊張しなくて、いいから。」って声をかけててね。
そこに朝枝知紘さん演じる応援団員3年生の川部卓也がやってきて、新たな入団
希望者がお父さん同伴でやってきたと、呼び寄せる。
宮本由加里演じる吉田芽吹さんがその入団希望者。宮本さんかわいい(^ω^)
男しかいない応援団に、女の子が入団希望とゆうのがすごいね。
そして、リスさんa.k.a.松本匠さんの同伴するお父さんらしさ!!!(笑)
野瀬、宮本、宮本父の3人に向けて話をする応援団員たちは、まず自己紹介を
行う。お父さんは団員見てたり団室見てたりね。
「応援団の皆さんは、元気が良いですねー!礼儀作法もしっかりしてるし
ほんと素晴らしい!最高!」と褒めるお父さん。
川部から練習の説明、そして夏合宿の話の説明、それが続く中で、野瀬は
帰りたそうに「すいません。」と割って入ると、白石が止めようと語りかけ
てね。「さっきあんなに興味があるって言ってたじゃない。」と白石が言うと
野瀬が「そんなこと言ってないですよ。」と返すや、団長が「もし次出て行き
たくなったらその時は止めないから。」と。
川部が説明を続ける。
宮本は新入生歓迎会の時に一番前で食い入るように見ていたってお父さんが
そのやる気を言ってたよね。宮本は「はいっ!」って認めてた。
団長が「ひょっとして野瀬くんも?」に反応無く「残念だよなぁ、見て欲し
かったよなあ!」と仲間に語りかける。 宮本が「うそ、あなた私の横にいた
じゃない!」と野瀬に語りかける。
野瀬は白石に図書館で声をかけられて、あまりにもしつこかったから来たと
話し始めると、先輩に「どうなんだ?」と確認されると白石は「押忍!」と
認めるしかなく、野瀬に謝る4年生幹部。
団室を後にしようとする野瀬に宮本が「ちょっと待ってよ。」と呼び止め、
「あのとき長谷川さんの言葉を聞いて小さい声で言ってたじゃない!わたし、
聞いたもん。恐れることなど何もない。本当の自分探しの旅かって。自分に
言い聞かせるように何度も言ってたじゃない。隣にいたあなたの言葉を聞いて、
応援団ってこんなふうに人の心を動かすんだなって。改めて感じたから。
本当は入りたいんでしょ!」と語り、毎日、橋の上で練習している所とかも
見ていたでしょって。
お父さんも「生きて、生きて、生きまくろうではないか!!!」って言ってた
じゃないかと野瀬に語りかける。
宮本はその場で入団させてください!と申し出る。
この流れで僕もお願いしますとリスさんが言うと「お父さん申し訳ないですけど
それは…。」と断られるや「お父さん、お父さんって言ってますけどね、
こう見えても、僕も三多摩大学の新入生なんですよ!」(笑)(笑)(笑)
お父さんじゃなく、岩田彰。
ちょっとざわつく感じな応援部員(笑)
岩田は野瀬に宮本さんと三人で頑張ってみませんか?と声を掛けてくれてね。
野瀬が「この時もし、2人が僕を止めてくれていなかったら、きっと後悔しながら
大学生活を過ごしていたに違いない。」と。誰かに止めて欲しかったのかもしれない
気持ちを語る。
だからもう逃げない。ありのままの自分で生き行くと心に決めた!
2013年春、僕の新たな人生の一歩を、ここにいる先輩と2人の同輩と共に
スタートを切った!
ジャージ姿で練習がスタートする1年の野瀬、宮本、そして岩田。
先輩に「声が小さい!」と指摘されながら頑張るも、まだ物足りない。
厳しい先輩。岩田が言えてない…。
応援団員の心得を確認する部員たち。
3年が後を任せたからな!と帰ると態度がでかくなる2年。
「おい1年、並べ!」と先輩。岩田に返事だけは気を付けろよと、今日は特別に
「押忍!」の4段活用を教えるからと、好きなシーン来たあ(^ω^)
先輩には「押忍!」しか使っちゃいけないけど「押忍!」だけでは会話が成立
しないからって「普通の押忍!(相槌の押忍)」「喜びの押忍!」「疑問の押忍!」
「ためらいの押忍!」の4段活用を教える件(笑)←ほんと楽しすぎるこれ!
言ってる時の表情とか最高だよね(^ω^)
押忍!の精神を教えてくれる先輩の「耐え難きを耐え 忍び難きを忍び・・・」
をやって見せる岩田は玉音放送みたいになっちゃって先輩に怒られちゃってた( > <)
来週からは全体練習が始まるから練習に気を抜くんじゃないぞと忠告されて本日
の練習は解散。
練習が終わると、団室には1年だけになり、張っていた気が解けるみんな。
宮本が「岩田くんっていくつでしたっけ。」に「46」と返されるや
「私たちと28も違うんですね。」の現実!(笑)
違和感を感じる宮本達と、違和感を感じない岩田(^ω^)
団室の掃除をしながら会話をしている1年。夏合宿が楽しみそうな岩田。
世間話しの後に、岩田がみんなでご飯行こうと誘ったけど、野瀬が予定があるから
また今度誘って下さいと。
宮本が話を聞くと、野瀬は新宿でバーテンでアルバイトしているらしい。
宮本はバイトとかまだ何もしていないみたい。
お酒を扱うバイトをするのは禁止なのが分かっているけど、高校時代からずっと
お世話になっているからと、そしてもうすぐ辞めるつもりだからこの話は先輩には
内緒にしておいてと宮本と約束。
宮本は浅草出身で「こんどおいでよ。色々案内してあげるから。」って優しい子だね。
小さいころから親と一緒に早稲田と慶応のボートレースが隅田川で行われていてそれを
見ていて、早稲田と慶応の応援合戦がすごいから3人で今度観に行こうって。
このことと、大学に入って新たな自分探しをしたかったから応援団に入ったと言う宮本。
野瀬は宮本に「あのときどうして俺を止めたの?」と入団の時の話を聞くとお父さんから
聞いたお話の「出会うべくして出会う人だと思ったから。」と話してた。
素直に感じたから行動したんだって。
宮本は岩田がこの年で学校に入り、そして応援団に入ったことを不思議がってた。
バイトが間に合わない野瀬を先に帰してくれる宮本に「宮本、ありがとう。」って
言って団室を後にする野瀬。1年生たちの仲いい感じがとても良いね。
岩田が団室に戻ってくると宮本が先ほどの疑問を聞いてみると「一言で言うならば、
後悔したくなかったというか。人生は一度きりだし、いつ何が起こるか分からない
ですからね。まさに『無常の風は時を選ばず。』かな?」
『無常の風は時を選ばず。』初めて聞いたかも。後で調べてみようと宮本。
((ネットで調べてみたら以下のような意味でした))
→満開の桜の花が不意に吹き出した強風によって散らされるように、人間も
老若などには関係なく、いつ死ぬかわからないということ。
人の命のはかなさをいったことば。
宮本と岩田も団室を後にする。
団室では幹部たちが夏合宿の話をしている。
幹部3人が団室で話していた内容は、卒業後の話でね。吾妻は証券会社に
入りたい、竹下はお母さんが病気であることから地元の岡山で探している
らしく社会人になったらそばにいてあげたほうがいいかなあって、団長は
家業を継ごうと思っているって将来の話をしていてね。
厳しい先輩たちもこういう話をしてる所で愛着が沸くね。
野瀬が先輩に呼ばれて、何のバイトをしているんだ?と聞かれると、新宿の
深夜のスーパーでバイトしていますと何とかごまかせてた( > <)良かったあ
先輩の話に「押忍!」で返す野瀬(^ω^)
問題の団員である岩田の話を先輩が切り出すと、野瀬が夏合宿を乗り切って
正団員になってバッジを付けるのが目標!って言ってたことを先輩に告げて
くれてね。仲間意識あるね。
続けて、先輩たちに何か言おうとする野瀬だったけど、団室に電話がかかって
きてそれに出る野瀬は、橋野さんから電話があり近く全体練習に顔を出すって
ことを先輩たちに告げる。
吾妻さんが野瀬にさっき何か言おうとしていたのでは?ってことをちゃんと
拾ってくれてた。
シーンは応援団の全体練習風景に。内谷正文さん演じる橋野も見に来ている。
さすがのオーラだね。
橋野の後ろには4年の幹部3人が見守り、3年以下そして、1年の野瀬、宮本が加わる。
演舞を見てもらうのも緊張感が張り詰めていましたね!
川部のリードで全体練習。
練習が終わると3年の川部へコメントを出す橋野「ずいぶん様になってきたな!
このまま行けば、長谷川の後任はおまえだろ。」と。同じく3年の白石には「完全に
川部に負けてるじゃねえかよ!今のままで良いと思ってるのかよ!」ときついコメント。
そして新入生1年の2人が挨拶。宮本が薬学部だと知ると、自分も薬学部だと語る橋野。
「だから今も薬に携わってるよ。」(笑)
いま、橋野は薬剤師をしているらしい!噂のやばい薬ではなくてちゃんとしてる薬じゃん!
もう1人の1年は腰の具合が悪く病院へ行っている報告には、なんだったらうちの病院で
見てもいいぞって、橋野怖いけど優しいね!!
橋野からの言葉を頂戴する団長。
「応援団員にとって一番大事なことは、決して見返りを求めず、どんな状況
でも、どんなに辛くても、己の限界を乗り越える「信念」を持ち続けることだって!
そして、その信念を貫き通した者だけが、その答えを見つけることができるんだって!」
みんなにちゃんと声かけてくれてる橋野めっちゃいい人やあ。じーんと来たなあ。
でね、橋野は幹部にこの後飲みに行くかと声をかけた後に、竹下に就職の話を持ちかけ
岡山に開校する学校の教員募集があると知らせを持ってきてくれたりね。優しいなあああ。
そこに腰が悪そうな岩田がやってきて、橋野へ自己紹介する。
岩田に対して橋野は何かを感ずる。
団室では、宮本がプリントを配っている。明日のボート部のレースの応援会議。
全国大会に行く大切な試合である「明日は俺たちの応援力で絶対に全国大会に
出場させるからな!」と気合を入れ、1年以外解散を告げる団長。
岩田に腰の具合を聞く先輩。明日は来なくていい、無理してきたら退団させる
からなと判断する。同輩の2人は、岩田に無理しないでと優しく言葉をかけ、
掃除も2人でやってくれる。岩田は腰が辛そうでね。
迷惑をかけてすまなそうな岩田。
次の休みに3人でご飯に行かない?と野瀬から声をかけてくれて、ピザがいい
かな?と岩田の好みでイタリアンに決まる(^ω^)
この後、中島みゆきの時代を宮本が歌ってくれて、岩田が「上手いじゃない!」
って言ったところで芽吹さんas宮本が「エヘヘ」って照れてる所、めちゃくちゃ
かわいかったんですけどー!(^ω^*)
お母さんと一緒にカラオケに行くとよく歌ってるんだって。
だもんで、イタリアンの後にカラオケも一緒に行こうと提案する野瀬。
恋の話になると、野瀬がいつかみんなに言おうと思っていたことがあると話し出す。
物心ついた時から、自分が男の人しか好きになれないことをカミングアウトする。
相談する相手が誰もいなくて、高校2年生の時に二丁目に行って初めて心が救われた
んだって。野瀬のバイト先だね。
大学に入ってマイノリティとして生きて行くことを決めた自分がいたけど、何かを
隠しているようで、団長の言葉を聞き、応援団に入ったら、その隠している何かを
見つけることができるんじゃないかと思って。
岩田「話してくれてありがとう。」
宮本「ありがとう。」
岩田「自分をさらけ出すって勇気がいるもんね!」
岩田が大好きな歌を野瀬にプレゼントする(;ω;)
文学部1年 岩田彰、僭越ながら歌わせていただきます。
「貴様と俺とは同期の桜~♪同じ三多摩大の庭に咲く~♪」
団室では、夏合宿の準備が続いている。電話により、宿の予約も完了。そして、
食材も届いたみたいで順調だね。
団室に橋野がやってきて岩田のことで話があると、まず、団長からは練習にも
ろくに参加できていないけど夏合宿にはその場の空気だけでも体感させてあげ
ようと考え参加させる意向であることを先に告げる。
橋野が岩田があの歳でなぜ大学に入学したのか?と語りはじめる。
知り合いの病院にある変わった患者がいると、それが学ラン姿の中年患者。
それが岩田であると。
通院ではなく入院患者であり、1年前から病院に通い、2か月前に急変し入院せざるを
得なくなったらしい。
岩田の病状は、椎間板ヘルニアではなく、今すぐに手術をしないと取り返しの
つかなくなる病気であり、手術をしてもなんというか…。
岩田の夢は小さい頃から応援団になること、学生時代はその夢が叶わず、仕事を
するようになってからの趣味は神宮球場で6大学の応援団と一緒に選手を応援する
ことだったらしい。
岩田が病名を聞いたときに、限られた人生の中で唯一悔いが残っていたのが応援団。
その夢を何としても叶えたくて必死で勉強して大学に入学した。
この話は、奥さんから聞いたものらしい。
橋野から、夏合宿の件を長谷川から伝えるように指示を出す。
団室には応援団員が全員集まる。
明日の出発に向けて、団長が語り出す。
「明日からの夏合宿には、岩田を連れて行かないことに決めたから。」
それに対して岩田が「押忍!団長、昨日は行って良いと仰ったじゃないですか。」と
言うと気が変わったと団長が返すも、食い下がる岩田。
「練習には参加できませんが、何でもやります!連れて行ってください!」
「もう決めたことだ諦めろ!」
「お願いします!絶対に迷惑はかけないので僕も連れて行ってください!」
宿にキャンセルの電話をかけるように団長が小林へ指示(;ω;)
食い下がる岩田。
野瀬、宮本も「岩田を連れて行ってください!」と全力でお願いをする。
同輩の想いが(;ω;)うぅ
どうしても3人で参加したい野瀬たち。
小林が宿に1人キャンセルの電話をかける…。
団長「岩田。分かってくれるよな。」
岩田「押忍…。先ほどは大変生意気なことを言ってすみませんでした。
僕の魂は皆さんと共に身近にいることを忘れないでください!」
野瀬「本当にそれでいいのかよ!」
宮本「岩田君、本当にそれでいいの?」(;ω;)
岩田「すいません、色々と本当にありがとうございました! 押忍!」(;ω;)
団長「じゃあ、明日から頼むぞ!」
岩田の病状を知る由もない同輩。
初めての夏合宿が始まると、連日想像を絶する練習がはじまり、なんとか
乗り切った練習最終日に団長から岩田の事実が知らされることに。
夏合宿の練習シーンの熱さすごかったなあ。めちゃくちゃ熱かったー!
応援の練習に、腕立て、おんぶをしながらのスクワット、団員みんなで
負荷をかけ合い極限の練習!!
団長からは「お前ら、まだまだ甘いんだよ!だがなぁ、この10日間良く
頑張った!」と、橋野から、先輩たちから言葉を貰い、橋野が「おい、1年、
岩田の分も頑張るんだぞ!長谷川!最後はみんなで岩田にエールを送って
やれ!!!」(涙)(涙)(涙)(涙)(涙)
(;ω;)ぶわっ←このシーン橋野、最高!!!
感想書いてて、思い出し泣きしすぎた。
「フレーーーーーーー!
フレーーーーーーー!
岩田ーーーーーーー!!
そりゃあああああーーーーー!はい!
フレ!フレ!岩田!
フレ!フレ!岩田!
フレ!フレ!岩田!
フレ!フレ!岩田ーーーーーーー!!」 (;ω;)
「頑張れーーーーーー!
頑張れーーーーーー!
岩田ーーーーーーー!!はい!
頑張れ!頑張れ!岩田!
頑張れ!頑張れ!岩田!
頑張れ!頑張れ!岩田!
頑張れ!頑張れ!岩田ーーーーーーー!!」 (;ω;)
応援団員みんながエールを送り、OB橋野が太鼓を叩いてくれてね!
←めちゃくちゃかっこよく熱かった!!
超泣けたし。
「こうして1年目の夏合宿が終わった。」
夏合宿を経験して、多くの言葉の意味を理解し始めた野瀬。
卒団式の前に岩田は息を引き取る。享年46歳。
岩田のイキザマを一生忘れることはない。
そして、岩田へ心からの感謝を伝える野瀬(;ω;)うぅ
卒団式の準備をする野瀬と宮本。
今日、先輩たちに総てを話す覚悟であることを野瀬は宮本に告げ卒団式に望む。
4年生が卒団式の会場に入ってきて拍手で出迎えられる。
吾妻先輩、竹下先輩、長谷川団長からの一言。
先輩たちの言葉がすごく優しく感じるよね。ずっと、じーんと来てた(;ω;)
長谷川団長から言葉、
人の上に立つということがこんなにも辛く大変で、でもそれが喜びに変わり、
同じ目標に向かっている人間同士がいつか一つになれるんだということを
みんなに教えてもらったと素直に感じている。団長してふさわしくなかった
俺を今まで支えてくれて本当にありがとう(;ω;)
そして、残る後輩たちに向けてエールを送る団長。めっちゃ素敵や!
3年、川部から幹部のみなさまへの言葉、2年、最後に1年野瀬の熱い挨拶。
先輩方に一つだけ隠していたことがあるので言わせてくださいと野瀬が
語ると団長が遮り「野瀬、そのことはみんな知っているよ。」と優しく
声をかけてくれるの(;ω;)
宮本が話してくれていたんだって。
「みんなこの日を待っていたんだよ。」って。
団員の中にタイプが居るのか聞かれると「宮本であります!」って(;ω;)
同輩として誇りに思っていると。
先輩から、成長したなって声かけてもらってね(;ω;)(;ω;)(;ω;)
卒団式の最後は、校歌斉唱!!(;ω;)舞台中にほんと泣きすぎた
ラストシーンは、2年生になった野瀬と宮本が新入生歓迎会で新入生
に向けての語りを!(^ω^)2人共、頼もしくなってるよね。
野瀬の語りが先輩を真似した感じで、観てて自然と笑みがこぼれてきました(^ω^)
宮本の「そうだー!」の相槌も♪
「入団希望者はゼロであるが、まだまだあきらめないぞー!
特に男子高出身の新入生諸君には聞いてほしい!どこを見ても女子だらけ
で嬉しいだろー!」団長が新入生の時にも同じくこの場に居て自分に約束
したことがあると「これからはじまる学生生活、私の学生生活に女は
入らないと!なぜなら私は、男が好きだからだーーーー!!」(笑)
←リアル!!!(^ω^)
これに宮本が「そうだー!決して、これは冗談じゃないぞー!」って
最高の突っ込みでした(笑)
楽しすぎかよ!
野瀬と宮本の語りは続く。
人は誰しも変わろうと思えば変わることができるんだ!
野瀬「生きて、生きて、生きて、生きまくろうではないか!!!」
宮本「そうだーーーーーーーー!!!!」
団旗が用意され広げられると、大きく真っ赤な団旗が目に焼きつきました!
新入生へのエールを送る野瀬&宮本めっちゃかっこよかった!!!
リスプロ、イキザマ3素晴らしすぎて、震えました!!
役者さん達が全身全霊を込めて応援する姿は、本当にかっこよくて、その応援が
ものすごく響いて来ました!
ほんと、またこの作品に出会えて幸せな観劇になりました。
リスプロの舞台のクオリティ半端ない!!
芽吹さんas宮本同輩とのシーンでの優しさや、男性陣の中に入っても違和感のない
応援団。すごく良かったです!!
そして、終演後の面会でお会いした時は、かわいい芽吹さんに戻っていて、そのギャップ
にやられちゃいました(^ω^)
ほんとにほんとに素敵な舞台を観させていただき、ありがとうございました!押忍!!
■内容
三多摩大学に入学した野瀬(世良優樹)は、体育会系とは無縁の貧弱とも見える一年生。
迷いながらも訪れた新入生歓迎会の際、?応援団員の熱意に溢れる演舞と
そしてある「言葉」が心に響き?応援団に入団する事を決意する。
同輩の宮本(吉田芽吹)は女の子。同じく同時期に入団した岩田(松本匠)はおじさん。
一年生の三人は応援団らしからぬ面々だが、共に厳しい練習に耐え抜く中で、
いつしか絆を深めて成長して行く一年生達。
だが、実は野瀬には今まで誰にも話す事が出来なかったある事実があり、
そして岩田にも団員達には知られてはいけない衝撃の事実が・・・
■キャスト
世良 優樹・・野瀬浩之
吉田 芽吹・・宮本由加里
松本 匠・・・岩田彰
横関 健悟・・長谷川聡
谷口 勇樹・・竹下圭祐
吉川 柳太・・吾妻幸太郎
朝枝 知紘・・川部卓也
中尾 太一・・白石護
鈴木 健斗・・松野寛
中井 健勇・・溝口真治
永吉 悠人・・小林孝平
内谷 正文・・橋野隆太
■スタッフ
作・演出 松本 匠
そんなこんなで。