11月23日(月・祝)に東京で行われた映画『セナのまわり道』上映イベントに行ってきました!
場所は、ユーロライブ。
森岡利行監督
映画『セナのまわり道』
上映イベント東京レポ
★以下、内容に触れるレポを含むため問題ない方は読んで下さいね★
東京での映画上映に引き続いて行われた、舞台挨拶・トークショーの模様をレポします。
■登壇者
木下愛華
森田亜紀
那波隆史
柴田明良
赤羽一馬
岡川響
岩井一平
森岡利行
お宮の松【MC】
司会進行は、広島イベントに引き続きお宮の松さん(^ω^)
まずは、登壇者を舞台上に呼び込み、舞台挨拶・トークショー、スタート!
最初は、ひとりづつのご挨拶から。
●木下愛華ちゃん
霞セナ役を演じました木下愛華です。今日はこんなにたくさんの方に観ていただいて、
とてもびっくりしています。今から楽しい時間を過ごせればと思います。
●森田亜紀さん
セナの母、光代役をやらせていただきました森田亜紀です。
みなさん大変な時期に、こんなにたくさんの方に観ていただけて本当に嬉しく思います。
●那波隆史さん
吉村役を演じました那波隆史です。
今日は皆さんありがとうございます。
●柴田明良さん
ゴリゴリのパワハラ上司役を演じさせていただきました柴田明良です。
みなさん本日はご来場くださいまして本当にありがとうございます。
●赤羽一馬さん
パンチパーマの借金取りの役をやらせていただきました赤羽一馬です。
本日はみなさん足をお運びいただきありがとうございます。
●岡川響さん
泡を吹いてしまう坂下英二役の岡川響です。
本日はご来場いただきまして誠にありがとうございます。
●岩井一平さん
チンピラの子分役を演じさせていただきました岩井一平です。
今日はこのような状況の中、お集まりいただきありがとうございます。
●森岡利行さん
今日は本当にありがとうございます。STRAYDOGの芝居に出ているみんなと作れて、
本当にやりやすくて、早く撮れて、
お宮さん:何日で撮ったんでしたっけ?監督!
森岡監督:4日。ほんと手作りで、魂のこもった映画になったと思います。
みなさんありがとうございます!
ここからフリートーク
●木下愛華ちゃん
お宮さん:愛華ちゃんは16歳のころからSTRAYDOGに出ておりまして、映画は初出演、初主役?
愛華ちゃん:初主役です。初めての主役という大役を任される座組が、ほんと16歳のころから
一緒にお芝居をしている方たちとで、本当にホームのような場所なので、そこでやるというのは
いい意味で肩の力が入らずに自然体でできたなと思います。
お宮さん:愛華ちゃんのキャラクターは素で作ったの?
愛華ちゃん:元暴走族のレディースの総長という役なんですけど、そこらへんを出せたか分かんない
んですけど、全然違いますよ!普段は清純派ですよ。←(^ω^)
お宮さん:すごいんですよ。この映画の撮影が終わった後に、地元が大分なんですけど、暴走族どころか
自転車でわざわざ地元まで帰っていったんですよね。
愛華ちゃん:そうなんですよ!東京から、移動している期間は2週間とちょっとくらいなんですけど。
自転車をこぐのがすごい好きで。
お宮さん:タクシーよりも切実な話になってません!?(笑)
●森岡利行さん
お宮さん:監督、これなんとなく観ている感じだとですね、まだまだ続きそうなにおいも感じたりとか?
森岡監督:あるよね!
お宮さん:どうなんでしょう?
森岡監督:原作の本編じゃないところを使ってるの。本編まだ使ってないんで。
おまけで連載に載せなかった部分を使ってるから。
お宮さん:セナのお父ちゃんは出てこないんです。そこを作ってくださったんですよ。今回ね。
てことは続きそうですね?監督っ!!
森岡監督:次でお父さん死ぬかなぁ!?
お宮さん:ちょっとぉ。だったらタクシーに引かれて死にたい。
森岡監督:これから続いていったらいいなと、皆さんの応援でね。今回、皆さんの応援で公開まで行けたんで。
お宮さん:なぜ広島になったんでしょうか?
森岡監督:広島で撮ってくれという要望があったんで。そちらの人とみんなでやりたいということで。
お宮さん:このDOGのみなさま以外は、本当に地元の方々を使っているんですよね。
森岡監督:そう!もともとは大阪の話なんだよ。
お宮さん:それを広島に変えて。
●森田亜紀さん
お宮さん:なんと16歳のときの愛華ちゃんのときもお母さん役をされていたということでご縁ですね。
森田さん:舞台のお芝居の時に娘役をやってもらって。
お宮さん:どうでしょう?今回の映画の娘役と16歳のときの娘役とで成長があったと思うんですけど。
森田さん:だからやっぱりその過程を見てるから。それは、子供じゃないけどそういう思いになりますよね。
一番初めにうちのSTRAYDOGでお芝居出たときからだんだん大人になっていくし、しっかりもしてくるし、
なんだろう身内的な感じになってきちゃってるっていうか。
お宮さん:広島の撮影は4日間でしたけど、どうでしたか?
森田さん:すごく楽しかったですね。私、撮影は一日だけだったんですけど、ずっとメイキングで
付かせてもらって、皆さんのお芝居も見れたし、いろんな所行けたし、地方のお仕事ってあんまり
長く居れることってないじゃないですか。だから密に居られるというのが嬉しくって、いろんな所
に行けて広島の人にも会えるし。すごく楽しかったです!
お宮さん:ちなみに、あのお好み焼きは自分で作ってるんですか?
森田さん:いいところは大将が作ってくれて、でも、私ほんとに卵の割り方がひどすぎて、それは自分
でもドン引きしました。大将のは違いましたね。
●那波隆史さん
お宮さん:僕が今日観ていて、一番お客さんの反応があった那波さん!一人コントでしょ!
ちょっと、紅鮭のくだりからやってもらいますよ!!!?(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)
あれは台詞なんですか?台詞ではないんですか?
那波さん:あれはもう台本通り。
森岡監督:台本通り!
(えええええええええええええーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!?????)
お宮さん:またぁ、ナチュラルにやってましたねえ!楽しかったでしょ!やってるとき。
那波さん:凄い楽しくって。
お宮さん:テイクワンとかで撮ったんですか?
那波さん:テストもろくにしてくれなくて。ほんとにもうすぐ本番、すぐ本番で。
森岡監督:クリントイーストウッドがそうしてるからね!
お宮さん:あれ、本当に長回しだったんじゃないですか?いびき入れて、またいっちょいびき入れて。
那波さん:通しで2回くらいやって。
森岡監督:時間無いからね。(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)
森岡監督:終わったらすぐに飲みに行く。←(^ω^)この答え待ってました!(笑)
今日、初めて作品を拝見したという那波さん:
監督、面白かったですよ!最近、監督の作品、優しい映画になってるなぁと思いましたけどね。
森岡監督:過激なのが多いからね。
那波さん:優しい気持ちになれる映画でしたね。
那波さん:(愛華ちゃんに)気持ちの勢いが現場にあったんで、そこをうまく切り取るのに
早く回していたのかなって。
森岡監督:そうそう!そうそう!!←乗っかる監督(^ω^)
森岡監督:早く飲みに行きたいとか、そういうのじゃなくて。
●柴田明良さん
柴田さん:僕の撮影もすぐに終わったんですけど、そのあとスチールカメラマンで
入らせてもらって、現場にいさせてもらって、仲がいいのでずけずけと入っていって
リアルお父さんみたいにずっと撮らせてもらいました。
お宮さん:良い写真が撮れたんですか?
柴田さん:僕のカメラの腕はそうでもないと思うんですけど。
お宮さん:那波さん広島出身なんですよね。どうでしたか?柴田さんの広島弁。
那波さん:ひどいね!←那波さん面白くするなあ(^ω^)
●岡川響さん
お宮さん:岡川くんも広島だよね。柴田先輩の広島弁どうだった?
響さん:・・・・・、あんまり僕、柴田さんのシーン、・・・ ←響さん(笑)
お宮さん:先輩の見ろよ!
響さん:まぁ、うん、良いと思います。
お宮さん:ちょっと、そこはダメですと言っておけばいいのよ!
お宮さん:ミュージシャン役はどうでしたか?
響さん:21年間育ってきた街で映画に出させてもらって、すごく幸せな時間で、あたたかい映画になったかなと思います。
お宮さん:なんで閉めようとしてんだよ!!!
●赤羽一馬さん
お宮さん:チンピラ役をやってみてどうでしたか?
赤羽さん:衣装合わせの時に監督から「お前何でそんな髪型で衣装合わせに来てるんだよ!」と言われて
パンチパーマぐらいして来いよと言われて、すぐ当ててあんな感じになりました。
お宮さん:パンチパーマ当てれるところってあるの?
赤羽さん:ありますよ!検索して、東京でも2,3件。
森岡監督:誰かが行ってる所なんだよね?
赤羽さん:そうです。言っちゃっていいかわかんないんですけど、****さんの身内がやっている
所みたいで、これからも通おうかなと思っています。
お宮さん:またスピンオフとかもあるかもしれないしね。その時。
赤羽さん:僕は死なない役なんで。
お宮さん:俺が死ぬみたいじゃねえか!(笑)(笑)(笑)
●岩井一平さん
お宮さん:初めての映画になるのかな?どうでしたか?
一平さん:1日の撮影だったんですけど、撮影現場に参加できて。
お宮さんとのお話や、初の映画撮影現場で、赤羽さん演じるチンピラ役の子分役として
演じたときにテイクを重ねた一平さんのお話とかが聞けましたね。
森岡監督から、映画について、
実際に、公開が決まっていないので、海外の映画祭とか字幕つけて出したいと思っているので
ちょっと待っててください。この状態だし、どこで出すかは考え中なんですけど頑張っていこう
かなと思っています。
広島の景色もきれいだし。
お宮さん:この作品は今回のが決定版ではなく!?
森岡監督:長編にするか短編にするか今、検討しているのでこれからまたお楽しみにしていただければと。
最後は、登壇者ひとりひとりからメッセージ。
●岩井一平さん
このような状況下の中、ここまでお集まりいただきありがとうございました。
●岡川響さん
大変な時期に足を運んでいただいて、ありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。
●赤羽一馬さん
感謝をあげていったらきりがないほど本当に感謝しています。ありがとうございます。
●柴田明良さん
この作品まだ完成じゃなく、どんどんどんどん良くなるかもしれないし、みなさん違った形で
ご覧になれるかもしれないので楽しみにしていてください。
●那波隆史さん
僕は自粛開けから舞台やったり映画やったりしているんですけど、こういう風に、お客さんが
隣り合わせで座ってられる光景って本当に久しぶりに見まして、ちょっと感動しております!
今後も皆さん映画とか観に行って、また元に戻るようになるといいですね。今回は、本当に
ありがとうございました。
●森田亜紀さん
あたたかいご支援のおかげで広島、東京と上映することが出来まして本当にありがとうございました。
『セナのまわり道』またこれから展開があるようにあたたかい応援よろしくお願いいたします。
●木下愛華ちゃん
どういう状況でもセナの前向きな姿勢に私も勇気づけられて、どんなときもそうゆう姿勢をもって、
自分も心掛けたいなと思いました。皆さんにもそんな姿が印象に残っていたら嬉しいです。
●森岡利行さん
フェリーニ監督の言葉に、これで終わりだと思うか、ここから始まるかと思うかは自分次第だという
のがあって、本当にこれからが始まりだろ思うんで、コロナでみんな大変ですけど、芸術、舞台とか
映画とか無くさないように、劇場に足を運んでもらえるように僕ら頑張ってやっていこうと思うんで、
これからも応援よろしくお願いいたします。
以上、東京レポでした。
近いうち、本編の映画の感想を。
■内容
霞セナは、広島市に住む元ヤンキーの女の子。
かすみ運転技術を見込まれて、小さなタクシー会社にスカウトされ、
お父ちゃんに負けじとタクシードライバーになったセナ。
広島の楽観的でおおらか、細かいところは気にしない県民性の客たちを相手に、
セナはタクシーをころがし、今日も行くのだった。
平成19年度、文化庁メディア芸術祭大賞受賞の作家が送る
女タクシードライバー・セナの物語。ファン待望の映像化!!
復興の街、広島を舞台に、霞セナは今日も行く……
「うちのこと、なめたらいけんで !」
■出演者
木下愛華
お宮の松
長谷川穂積
鈴木大輝
森田亜紀
那波隆史
柴田明良
竹田津孝
赤羽一馬
梶村和彦
水越嗣美
大迫可菜実
大義サトシ
天野裕和
桝井隆史
軸丸博章
大川由枝
岡川響
岩井一平
源秋策
綾川樟
他
■スタッフ
原作:郷田マモラ
脚本・監督:森岡利行
撮影:吉田淳志/企画・プロデューサー :栗本健太郎/アソシエイトプロデューサー:加治潤一/
協力プロデューサー :大黒晃一・大槻勇太郎
そんなこんなで。