5/22(金)の夜に黒雪構想 夜想曲 -nocturne- 舞台『蝶(キミ)が夢で舞うときに』
を観に行ってきました。
この公演を観に行こうと思ったのは、宮森セーラ さんがご出演されるからです。
黒雪構想 夜想曲 -nocturne-
舞台『蝶(キミ)が夢で舞うときに』
作/演出 牧野純基
★以下、内容に触れる感想を含むため問題ない方は読んで下さいね★
3つの夢の世界を渡りながら観る流れがとても面白かったです!
セーラさん演じるすみれが超良かったの!恋する女性のかわいさ、優しさ、
儚さ全部観れて最後うるうるしたよ(・_・、)素敵だったなあ。
セーラさんのこうゆうお芝居観れたの嬉しかったし、観に行ってほんと
良かったです!
3つの夢は、
・ノスタルジック世界(マリアが見ている夢の世界)
・未来世界(白月が見えているの世界)
・魔法世界(クレスが見ているの世界)
各々の世界の中での話と夢を渡った繋がりあってね、セーラさん演じる
すみれはマリアが見ている夢の世界のノスタルジック世界に作家暁白月の
恋人だったんだけど、お着物姿がとっても似合っていて良かったなあ。
牧野純基さん演じる作家暁白月の様子を少し間隔があいた後ろで優しく
見つめる恋人のすみれは、白月さんを観ているだけでも嬉しそうで、お着物
姿で正座しているんだけど、正座しているけどちょっと跳ねたの。それがね、
すみれの心が感じられてめっちゃかわいかった(^ω^*)
白月さんに呼ばれれば答えるすみれ、もう呼ばれる雰囲気を悟って白月さん
が呼ばれる前に「はいっ!」って答えるほどだったもんね。
小説を書いている白月は、後ろから見られているのが気になることをすみれ
に告げると、めっちゃ近づいて見てたり寄り添ってるのもかわいい。
セーラさんいいなあ。
白月さん担当の編集部の立花が原稿を取りに来るんだけど、すみれと話している
ときの声がでかいでかい!(笑)
その声が白月さんさんの邪魔になるのではないかと悟り、静めたい感じのすみれ
の雰囲気もすごく良かったです。
静まったと思ったら、すみれと立花2人で原稿を書いている白月さんにめっちゃ
接近している件(笑)
原稿の締め切りをちゃんと守ることで有名な白月さんから原稿を受けとり編集部へ
帰る立花。
すみれは外にお買い物中なんだけど、なんか調子悪そうで心配。
お買い物から帰ってくると白月さんに「夕飯の支度してきますね。」ってすごく
優しい女性でね。続けて「何か食べたいものは?」って聞いておいて白月さんが
「ハンバーグ」やら「肉じゃが」やら言うとそれ作ろうってならず、買ってきた
買い物かごから野菜たちをどんどん披露していくすみれにこれはカレーかな?と
思ったけど「ビ」とかこよらせておいての「ビーフシチュー」を言わせる感じ(^ω^)
このシーンすごく楽しかった!
そんなすみれに白月さん「今の作品を書き上げたら結婚してくれないか?」に
「え?」と反応するすみれは「とても嬉しいです。」と照れる姿に、観ているこちらが
照れるです(*^ω^*)
立花がまた白月の家にやってくると話があるらしく、「お茶を入れて来ますね。」
とその場を立ち去るすみれの空気を察するところも良かったなあ。
立花の口から出た言葉は先生の連載が打ち切りになってしまったこと。
白月は、呆然とし「なぜ?」とそして「一人にしてくださいと・・・。」
立花はすみれと会い、すみれから先生とのお話を聞くやもう一度編集者に掛け合って
みると言ってくれる気持ちが嬉しかったよね。
だって、「今の作品を書き上げたら結婚してくれないか?」とゆうのが連載打ち切り
によってどうなっちゃうんだろうってすごく感じながら観てたの。
すみれの咳き込み具合がだんだん悪くなって身体が本格的に悪そうな予感してきた。
家では、打ち切りが決まり呆然としている白月。立花から電話がかかってきて、
短編のチャンスをもらったことに、すみれが「良かったですね!」と声をかけるや、
大声で「何が!」とそれまでの雰囲気とは人が変わり「いい加減なことを言うな!」
と自分の何が分かるのか!?という種の言葉をすみれにぶつけたけど、こんとき、
すみれは白月さんの一番近くであなたの作品を読んできているはずなのにそういう
口の聞き方ってないんじゃありません?ってすごくすみれに感情移入したよ。
すみれに「席を外してくれないか?」と告げた白月は書けずにいる・・・。
シーンは【未来世界】に変わり、清水那奈子さん演じるミルキス・サン・813Mが
登場するや、どっかで観たことがある女優さんだなぁと思ってたらベニバラ兎団
の舞台「行けっ! 風間山荘。」 で観た方だあ!って思い出した。
カチューシャでいろんなことが見える世界で、どうやら火星にいるみたい。
続けてシーンは【魔法世界】へ。
舞台の一番最初に出ていた、召喚系の魔法使いマリアが泣いていて、すみれ
が寄り添ってくれているやさしさ。なんかね、マリアとすみれのシーンどの
シーンもすごく好きだったなあ。
マリアの兄が病で誰にも治すことが出来ずに悲しんでいるところ「マリア
ちゃんはやってみた?」と自身の魔法で直せるのでは?と背中を押して
くれてすてきな言葉言ってくれたの。
『大切な人を想う気持ちは自分を強くしてくれる』って。
セーラさんasすみれ、舞台中に素敵な言葉を沢山くれてほんと元気もらった!
シーンは【未来世界】へ。
サンが「私にはもう時間がない。」と白月に、私のノーヴェルへの想いを
小説に書いてほしいとお願いし、白月はそれに答えてた。
短編小説に書く題材だね!
すみれのシーンに切り替わると「白ちゃんごめんね。ずっとそばで支えて
あげたかったんだけど、私・・・。」
この言葉に、それまでのすみれの調子の悪さがかぶさり嫌な予感がよぎってね。
なんかね、すみれがすごく寂しそうで、でもその言葉の中には、ずっとそば
で支えてあげたいってゆう優しさとかいろんな想いがめぐってずっとじーんと
来てたよ。
ここで、すみれの若いころのシーンになり麦わら帽子にワンピース姿で白ちゃん
とデートの時なの。「ずっとそばにいて欲しいな。だめかな?」にOKを出して
すごく良い感じの2人だったね。
立花に会ったすみれは、今、白月がスランプであること、見守って欲しいこと
を伝えると大丈夫ですと立花も白月に対して待ってくれて素敵な担当さん
だったね。
「立花さん、あの人のことをよろしくお願いします。私は、あの人のそばに
いられなくなるので。」って病気であることを告げ「最後まで隣で見ていた
かった。」とゆうすみれの想いが沁みるし、立花がそれをきいて、書き上げた
となりにすみれさんが居なければ!とほんとそう思うこと言ってくれて、観て
いてやりきれない思いがすごく膨らみ、またジーンと来てたよお。
シーンは【未来世界】へ。
クレス・ノーヴェル・236Eの幼なじみミルキス・サン・813Mは選抜されて火星に
行ったらしいってのが分かった。
火星から?の落下物らしきものにIDカードが含まれてるっぽい。
そして、地球から火星への移住計画をしていたんだけど、なにやら感染して
しまった報告がありサンの父とか変貌してた!手が寄生獣みたいなことに。
ノーヴェルに空飛ぶ車の開発とゆう進歩のために家族が犠牲なったってゆう
叫びが入る所、熱くてすごく良かった!
【魔法世界】では、
マリアはダークレイドガイヤを召喚するとき、ちょいちょい人形みたいな
ダークレイドガイヤが出て来て召喚やりなおし食らうよね(笑
ダークレイドガイヤちゃんとした格好で出てきたけど、自分で元に戻ってた←すぐに!(笑
青、赤、緑、黄の4人衆が出て来て、黄色が髪の毛をみんなにいじられるのが
面白く、緑の子の声がすごくかわいかったのが印象的。
もうすぐ魔法世界で品評会があるみたい。マリアの兄が出て来るや4人衆への人気度が
半端ない(笑←なんか大変そうだった!
品評会本番はMCマイクも登場して楽しかったです。黄の品評会去り際に投げ
キッスされたよお♪
すみれはとことん優しいし相手の気持ちをあげようとしてくれるよね。ほんと
好き。
『何かしたいって気持ちが大事』
もっと頑張ればよかったとか後悔しないようにって、品評会が不安なマリアを
元気づけてくれてた。その台詞の「後悔しないように」ってゆうのはすみれ
自身の気持ちでもあるんだよね(;ω;)ここやばかったあ
「よしよし、今日はどうしたの?」と今度は兄が病でもう助からないと悲しみ
にくれるマリアに声をかけ優しく抱きしめてくれてた。
『やる前から諦めないで』と兄を治すことがマリアに出来るのではないか?
って言ってくれてね。
すみれは病院に行って手遅れと言われたことをいつも元気づけていたマリア
に話し「すみれさんが好きな人とずっと一緒にいられるように。」って、その
気持ちが嬉しい(;ω;)
そして、「もう遅いのマリアちゃん、ありがとう。夢は終わりよ。」と告げる
すみれがすごく儚く、そして涙出てきた(;ω;)
マリアは「セレナイトの名のもとに!」と魔法を唱えると、新キャラが召喚
されて、兄のユニバースの病が直り復活。
これは、ダークレイドガイヤがマリアの召喚獣ではいられなくなる自分の
身を使ってまでのことだったみたい。
兄は助かったのが良かったけど、マリアの大事なダークレイドガイヤが存在が
いなくなって、でも科学の力で話せてたところ良かったですね!
シーンは【ノスタルジック世界】に変わり、
白月が立花に「帰ってください。」と言っているのが、先ほど病院から電話
があり、白月がすみれのことを気付いてやれなかったと今、後悔してた。
小説を書けない!と立花に言うも「ダメです!書いてください!すみれさんは
あなたに書いてほしいから何も言わなかったんです。」
白月「あんなにそばにいた俺は・・・。」
立花「今あなたが書かなかったら、すみれさんの想いがムダになって
しまいます!」
こっから、火星で人々を救出せねばならないとノーヴェルがサンを気にし、
4人衆の緑が「エアコンの送風って大事やん」って急にかわいく言ってみたり、
バイオレットが新しく召喚されたり、流れがどんどん進んで行ったね。
ノーヴェルが白月の書いた小説を探してた。
「黒い雪が降った日」という小説を書き上げ新人賞以来の賞を受賞する白月。
この話に出て来る女の子は夢で見た子(サン)。
ノーヴェルがその小説を読む!という繋がりがすごく良かった!!
すみれ死後の白月は、
すみれが持っていた風鈴に向かい話しかけると、その場に肉体は無く魂
として存在するすみれが風鈴に息を吹きかけ、白月に存在を教えている
かのよう。
これ観てたらほんと胸が熱くなりました。
でね、風鈴の風になびく紙の所の色が、生前すみれが来ていたお着物と
同じ色なの(;ω;)これの効果絶大!
もうね、風鈴がすみれだった。
「これからもずっと俺のそばにいてくれ。」と白月が語るも、最後、風鈴
を吹くことはなかったね。
すみれは夢渡りの蝶だよね。
セーラさんのお芝居観れてほんと良かったなあ。セーラさん絶対素敵な
お芝居魅せてくれる!と思って公演観に行ったら、いつもとはまた異なる
お芝居にすごく沁みたよお。すごく素敵だったもん。
それまでに演じる役に気持ち入れたから終盤の切なさがぐっと来ました(;ω;)
終演後は、ロビーでセーラさんとお会いできてお話できて良かったです。
セーラさんグッズゲットしてきたんだお(^ω^)
5/24(日)まで残り5公演!本当におすすめの舞台です。概要は以下の通り♪
■内容
作家「暁白月」は夢の中で未来都市の少女と出会う
エンジニア「クレス・ノーヴェル・236E」は夢の中で召喚獣と出逢う
魔法使い「マリア=セレナイト」は夢の中で作家の恋人と出逢う
私が見る夢は、彼女にとっての現実で
僕が見る夢は、彼にとっての現実で
あたしが見る夢は、あの人にとっての現実で
ひらりひらりと夢を渡る「蝶」が紡いだ物語
■日程
5月23日(土) 12:00/15:30/19:30
5月24日(日) 13:00/17:00
※開演45分前受付開始、30分前開場
■会場
APOCシアター
■チケット
前売 3,500円
当日 4,000円
(全席自由)
■キャスト
牧野純基・・・暁白月
宮森セーラ・・すみれ
山田直人・・・立花
音野暁・・・・クレス・ノーヴェル・236E
清水那奈子・・ミルキス・サン・813M
小池樹里杏・・マリア=セレナイト
齋藤伸明・・・ダークレイドガイヤ
小林留唯・・・セリシア=クリムゾン
塩原奈緒・・・アーシェ=ラピスラズリ
Miku・・・・・ティアラ=ジェイド
荒田聖・・・・ジャスミン=アンバー
河内健・・・・ユニバース=セレナイト
弓削瞳・・・・パーシヴァル
角田拓真・・・ランスロット
澤田圭佑・・・ルーク
金子慎吾・・・マイク
小栗諒・・・・リリー・ヴァレル
■スタッフ
作/演出 牧野純基
そんなこんなで。