12/27に劇団居酒屋ベースボール第16回 本公演 舞台『蛇の亜種』を
観に行ってきました。
この舞台を観に行こうと思ったのは、宮下貴浩さんがご出演される
からです。
この作品、12/9~14に上演していて、前売り予約で売り切れ続出だったため、
追加公演が決定した大人気作品なのです。
(^ω^)
劇団居酒屋ベースボール第16回 本公演
「人の類い、十二の亜種」
舞台『蛇の亜種』
作・演出 えのもとぐりむ
好評につき追加で行われたアンコール公演。
すごく引き込まれた!
シリアスな内容がさすがイザベルで、笑い所も沢山有る所が良かったです。
序盤の女性陣3人で語るシーンがすごく良かったなあ。素敵でした。
伽賀組長に嫌がらせを受けているチホを見かねて、同じ組のマムシが連れて
逃げて行った。それを追う次期組長伽賀がストーリーの軸。
宮下さん演じる伽賀とその下の者たちのくだりがすごく面白いよね!
伽賀が無類の熟女好きらしい(笑)
伽賀に地獄の果てまでついて行くって言って、地獄って決めつけてる所も
めっちゃ笑ったー!
浦島太郎の話では、伽賀を亀にして、「涙流しながら卵産むぞ!」のくだりも
爆笑続きだったよね。
ダメ押しは、タバコを要求して出した後に火をつけないで一緒に吸いましょう
とか言われちゃって、一緒に吸いましょうじゃない!火だろ!!のくだりも
最高だったなあ。
序盤で、宮下さんの役、ヤクザの次期組長というだけあってすごく迫力があり、
面白さも全開で両面楽しめてすごく良かったです!
裏の世界で仕事してるジムのところにマムシがやってきて、船で遠くに逃げ
させてもらうんだけど、ジムの口癖「ふざけろ!」がめっちゃツボ(笑
伽賀たちがかぎつけて近くに来て、手下が船の上を詮索するが、戻れなくて
手を貸してもらう件(笑
最初チホだったんだけど、途中でまぁぴょんのナミに変わり、船で移った先で、
メイドとして働いているんだけど、緑色のメイド服がまぁぴょん似合いすぎ!
てか、お客さんが来たときの「カラン♪カラン♪」をまぁぴょん自身が言うくだり
が超面白かったです!
追いかけてきた3人が相席でテーブルに座り、『LOVEどっきゅんコーヒー3つ
入りましたー♪』←何LOVEどっきゅんコーヒーって。飲みたいし(^ω^)
その後来たオタクが超笑った!コンセント欲しがり過ぎ(笑
自分でレシピ書いてきて面白いよね。ウザ客。
コーヒーが来ると「ほっこりほくほくLOVEどっきゅん」とおいしくなる魔法
かけてた♪まぁぴょん、声かわいいね。
この声に、顔は違うが声と仕草でチホと気づかれ、逃げるチホ。
逃げられて、めがねに目つぶしする伽賀が面白すぎ、そして、チホ探すときに
セットの下を探すのが斬新すぎ!(笑)←いるわけない!(^ω^)
また船で逃げるマムシたち。
ジムのところにまた伽賀たちがあらわれるや、隠してないかと詰め寄り、
「何てめえ顔出して生き延びようとしてんだよ!」のくだりが面白かったー!
のあとの、ニシキに「ニシキおめえその髪型変えろ!」を2回目言うのが
ほんと面白いの!伽賀as宮下さんすげーな。
船で脱出したと思ったら、島が乗っているもナイト、マムシが助けてくれた。
マムシかっこいいね!
まぁぴょんって震える声で台詞を語るところがすごく素敵だった。
大阪に着くや、笛を吹く少年に爆笑!本川さん面白すぎるわ!
所持金がないのをその少年に頼んで結果、また追ってきた伽賀たちにばれて
しまう。
お金を早く作りたいマムシは自分の腕を売ってお金を作るその考えがすごい!
チホのために手段を選ばないところ。
小田井にみつかってしまい、ダメかと思ったけど、岩崎がマムシを狙って
撃ったけど間違えて小田井さんを撃っちゃいましたってゆう岩崎w
腕を撃って手に入れたお金を奪われてしまい、お金がないのに船で次の場所
に移動したいと頼むも、船頭に断られる。
それに対して、マムシは自分の目をくりぬいて、それを船頭に渡してその
お金でってゆうシーン。ぞっと来ましたね。そこまでするすごさ!
船頭はその行為に、受け取らずにそれをチホのために使ってやれと、次の
所まで船を出してくれる。これ嬉しい。
博多が生んだ天才ラッパー「ばってん」(笑)
音がうるさいやつ超面白かった!
新曲「親不孝通り」♪
なかなか歌わずにポーズ決めるやつ面白すぎ!!!
その地で、チホはサワとしてキャバクラ「レッドスネーク」で働いている。
店名が舞台の題名とリンクしていますね。
ボーイがめっちゃ島っぽい件(笑)
「大変です。この店には爆弾が仕掛けられています。」ってゆう岩崎(笑
オカマっぽいヒロコが爆弾だよとか超面白いんですけど!!!
ここでも、サワが逃げてなかなか捕まえられない伽賀たち。
サワは神を信じ救ってほしい、助けてほしいって願ってたね。
ここで、序盤と同じく女優陣3人が語るシーンがそれまでの流れがリンク
して観れてすごく良かったです。
教会では牧師の格好をしたマムシが居て、遭遇する。
伽賀からわたされたリンゴを食べマムシはその中に仕込まれた薬で倒れる。
マムシの逃避行もおしまい。
カエルはヘビからマムシに助けてもらった。
その後、サワは母となり、子どもがいる。
今までの、チホ、ナミに似ている流れが良い。
お父さんが腕を亡くしたマムシ(;;)生きてたんだ。
マムシを老人が訪ね、伽賀とゆう。
沖縄ではマムシではなくハブ。
人生は蛇行して進む。
最後までいい流れで観れて、舞台尾張の後味がすごく良いなあと感じられました!
イザベルはやっぱいいね!
ヤクザがベースの話なだけに、役者さんの演技には迫力をすごく感じて、怖いだけで
終わらない面白さであったり、マムシとチホのストーリーに引き込まれってゆうのが1時間
15分の公演時間の中にぎゅっと詰まっていてすごく満足度の高い作品でした。
ほんと素敵な作品でした!!観に行って良かったです!!!
■内容
【亜種】(あしゅ)。変種・どの種にもあてはまらない。
ヤクザの世界を、えのもとぐりむの視点で描く。
代表作《鴟梟》の世界観が再び。ぐりむノワール。
■キャスト
新里哲太郎・・マムシ
宮下貴浩・・・伽賀
本川迅・・・・ジム
柿沼照継・・・伽賀組長
米村拓彰・・・キング
是永真由・・・ナミ
工藤千歳・・・サワ
原口翼・・・・小田井
中山英治・・・ニシキ
杉山亜利紗・・チホ
佐藤千青・・・島
小野原幸一・・岩崎
■スタッフ
作・演出 えのもとぐりむ
そんなこんなで。