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shelf volume18公演 『 [deprived] 』明日から!!

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10月に観に行く舞台公演情報です。


☆明日、舞台の幕があがります☆


この公演を観に行こうと思ったのは、春日茉衣さん がご出演されるからです。


現在、京都から名古屋公演に入っている三都市ツアー。


東京公演を観に行きます。


毎回楽しみにしているshelf公演、今回も楽しみです。
しかも4月に上演され観劇した[deprived(仮)]をブラッシュアップし
新しくなっているのも期待感(^ω^)


shelf volume18公演
『 [deprived] 』

構成・演出 / 矢野靖人


deprived


■演出ノート
当初、公演のタイトルとして「private」というものを考えていました。何年前のことだったか、ちょっと忘れてしまいましたが、「プライベート(private)」という言葉の語源には「奪われている(deprived)」という意味があるということを知って、先日そのことをふと、思い出した。タイトルの所以はここに拠ります。

そもそも「プライベート(private)」は英語で「私的な」という意味を指す言葉ですが、実はその対義語である「パブリック(public)」よりも後に生まれた言葉なのだそうで、privateという概念が発達する以前には、ヨーロッパでは人はみんな、state、public、communityに属していて、その一員としてのstatus/officeを持っていた。その所属関係から「分離した、separated、set apart」もの、その所属関係 (status/position) を「奪われた, deprived」もの。それが、privateなのだそうです。

そのことが今、ちょっと面白い。「公共(public)」という言葉がそこかしこで叫ばれている今、「私的」なこととはいったいどういうことをさすのか? ということを考え直してみたい。しかもそれが「奪われている」とはどういうことか。我々は今、何を奪われているのか?

上演には題材に太宰治の小説や武者小路実篤のエッセー、日本国憲法前文、第一次大戦に従軍して戦死したイギリス詩人の詩などを用います。とにもかくにも、言葉の幅を出来るだけ広く取りつつ人間の主体、即ち、「私」、「私たち」、「国民」、「人間」などについて考察し、実践するかたちでそれらの発語の現場を捉え、それをもとに私たちのためのドラマとして一つの時間と空間の芸術作品として上梓したいと思っています。

会場はどの都市も、小さなギャラリースペースです。音響・照明も既存のものの他に特別なものは使わず、俳優の 「語り」 の力だけで勝負したいと思っています。そして、観客の皆様と出来るだけ緊密な空間を作りたい。自分とは異なる文脈を生きる“他者”との出会い、“対話”のための空間として。

2014年7月 演出 矢野靖人


■日程
10月10日(金)20:00
10月11日(土)19:00
10月12日(日)15:00/19:00★この回を観るよ★
10月13日(月)20:00
10月14日(火)休演日
10月15日(水)15:00/20:00
10月16日(木)20:00
10月17日(金)20:00
10月18日(土)19:00
10月19日(日)15:00/19:00
10月20日(月)20:00

上演時間は約60分です。


■会場
キッド・アイラック・アート・ホール 5Fギャラリー
東京都世田谷区松原2-43-11


■チケット
一般 前売り2500円/当日3000円
学生:前売・当日共に2000円(要学生証提示)


■キャスト
川渕優子
春日茉衣
森祐介
小川敦子
渡辺真美
三橋麻子


■スタッフ
構成・演出 / 矢野靖人


そんなこんなで。



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