10/5(日)のお昼にみそじん お座敷公演「ドアを開ければいつも」
を観に行ってきました。
この公演を観に行こうと思ったのは、秋枝真さん がご出演されるからです。
久しぶりにまこっちゃんの舞台観れるの楽しみに待っていました(^ω^*)
みそじんお座敷公演
「ドアをあければいつも」
脚本:阿藤智恵
演出:青山勝
会場はatelier.TORIYOU。入ると、昭和感漂う普通のおうちの中で、座布団
に座ってのお座敷公演でした。味わいある公演(^ω^)
客席はお客さんでぎっしぎしでした。公演前に全公演完売、さらに追加での
再演が決定するほどの人気公演すごいね!
そうなるわ!ってほどみそじん面白かった!
お座敷で観るの新鮮!
亡き母の七回忌前夜、久しぶりに実家へ集まる四姉妹、
秋枝真さん演じる敬子。長女。
横山莉枝子さん演じる真紀子。次女。
佐藤道子さん演じる裕美。三女。
天乃舞衣子さん演じる千恵。四女。
次女と父だけが暮らす、元・みんなの我が家。
真紀子が洗濯物を片付けていると、長女敬子が寒そうに実家へ帰ってくる。
寒さゆえに、部屋に入ると、ストーブであったまる感じが雰囲気出てていいね。
てか、まこちゃんas敬子ストーブであたたまるときに足の裏あっためてんの
超楽しかった。ちゅうか、上着脱いだら緑一色な洋服にカエルかと思った!(笑)
敬子お姉ちゃん感めっちゃ出ててほんと良かったなあ。
笑ったのが、実家に着きくつろぎモードに入る敬子パジャマに着替える時、
手を使わずにパジャマの下を着る技が秀逸すぎる面白さだった!反則!(爆笑)
まこちゃんほんと面白い!観てて元気んなる!!
裕美が帰ってくると、七回忌で着る服がそのまんまの普通の黒い服に関して、
真紀子と一緒に敬子が気にしてたり、手洗ったの?とかお節介な感じ!
超、姉だね!!
ちゅーか、まこちゃんas敬子かりんとうとリンゴをガチ食いしてたや!
食いしん坊やろ♪
末っ子の千恵が帰ってきて、裕美と敬子の会話がすごく自然に感じられ、
その中で子供の話になり、子どもを産んだ敬子は子供を産むように進めて
来るね。
千恵帰ってきてからのごはん、お姉ちゃんたちとの会話感がすごくいいし、
客席に漂うごはんのにおいがおいしそうだったや。
ごはんとか、なんやらすべてが本物だからいいよね!みかんも匂いを臭覚
で感じる舞台。千恵旅行好きなんね。10日間ケニアに旅に行くとかすごい!
裕美がお風呂に入り、敬子がお風呂に入り。
真紀ねえのお母さん度、高いよね。
お風呂に誰かが入っているときに、居ない姉妹のこと話す所とかね。
てか、お風呂上りの敬子がまたもや楽しい♪
お風呂上りにする化粧水は、肌に擦るのではなく、叩き込む!
その後、乳液。からの目尻に効くクリーム(^ω^)
「大変来てー!!!」と上の階から大きな声が響くと、雨漏りしてる
らしくてんやわんやな姉妹たち。
敬子のバッグの中大打撃受けたっぽく、お風呂からバスタオル1枚で
出てきた千恵は、お姉ちゃんに拭くからってバスタオル取られちゃい
そうなくだりが面白いね!
濡れたものをストーブの前にきれいに並べて乾かす件(笑
まこちゃんas敬子がビール飲むところおいしそうさ加減がすごい!
さすが酒豪(笑
電話で真紀子が良い人か分かるのよ談義おもしろかったな。
お父さんとずっと暮らしてて結婚もせずな妹真紀子を心配する敬子。
余計なお世話と衝突する姉妹。
千恵の家を出る話。
父の話。
いろいろ。
すっと聞いてるのが楽しい。
雨降ってるの?どうなのって敬子が真紀子に聞くくだり超面白かった!(笑
敬子お腹すいて夜食を作りに行く。さすがの食いしん坊(^ω^)
千恵が語る真紀子姉さんが24の時の産婦人科に行っていたことを裕美に
話すところ。知らなかった裕美ねえさんしょんぼり感だったね。
ここでの話が後半解釈が違っていて感情が高ぶった。
『冬の星座』父が良く歌っていた歌。娘たちに沁みついてるんだね。
ペッパー警部を大声で歌いそれをかき消す裕美からの、夜食作り終わり
の敬子が出て来て続くところの面白さやばいわ♪
カルボナーラ作ってきて、超おいしそうな匂い。
てか、妹たちにカルボナーラよそって、渡すときにいちいち「カルボナーラ」
って言うのが面白すぎてツボったや!
観てておなかすいて、あとちょっとで「食べさせーーーい!!」って声が
出そうになった(^ω^)笑
親になった敬子の「親の気持ちが分かって来ちゃったのよ。」の所のシーン
好きだったな。
真紀子に教える敬子のくだり。
①化粧水しっかり叩き込んで、
②乳液でふたをして、
③クリームで目元ふっくら。
(笑)←楽しい!
敬子、真紀子にお見合い進めたりしたけど、父と暮らしてきたのは自分が
好きでしたことで。敬子はそうやって真紀子に勧めたりすることは負い目
を感じているからだとか。
千恵は自分がずっと末っ子で子ども扱いされてきて、母の死に目にも会え
なかったとか姉にあたり、お母さんと一緒にいたかった気持ちがすごく
伝わってきた。
生き方を押し付けないで。
気持ちを分かってくれない。
姉妹の衝突。
なんか、観てて辛い気持ちにもなったしね。
母の死の時に、敬子は出産・転勤で余裕がなく、真紀子は先ほどの話に
出てきた産婦人科の件は、産もうとしていた子供をおろしたのではという
姉妹の考えに反して、流産していたことを知る。
辛いね。
姉妹による母と父の想い出。
衝突するも、「お姉ちゃんが想っていてくれてること分かってる。」とか
敬子が妹のその言葉に顔をくしゃくしゃにして泣いてたね。
なんか、良かった。
敬子お節介な感じはあるけど妹想いなの。
その後、オルガンで『冬の星座』弾くと、千恵が「やだ!なんか、お父さんが
死んじゃったみたい(;ω;)」からのみんなでティッシュで涙拭いたり鼻かん
だり、ほんわかしたよ。それと共に、うるうる来た!
天乃舞衣子さんの芝居いいなって感じた。
4姉妹が母の七回忌に集まり語られる話が人の家ん中を観ているような
自然さに引き込まれ、尽きない話を観ているのがすごく楽しかったです!
観に行って良かったあーーー!!!
■内容
亡き母の七回忌前夜、久しぶりに実家へ集まる四人姉妹。
今となっては次女と父だけが暮らす、元・みんなの我が家。
あんなに一緒に過ごした居間が、お互いが、なんだか違って見えてくる。
積もる話に内緒の話。言えなかった、あれこれ話。
女ですもの、話せど話せど尽きないおしゃべり。
四人の夜はあっという間に過ぎて行く…
■キャスト
秋枝真・・・・敬子
横山莉枝子・・真紀子
佐藤道子・・・裕美
天乃舞衣子・・千恵
■スタッフ
脚本:阿藤智恵
演出:青山勝
そんなこんなで。