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企画演劇集団ボクラ団義vol.13公演 舞台『虹色の涙 鋼色の月』横浜公演

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1/11(土)のお昼に企画演劇集団ボクラ団義vol.13公演 舞台『虹色の涙
鋼色の月』横浜凱旋公演を観に行ってきました。


この舞台を観に行こうと思ったのは真凛さん がご出演されるからです。



何時(いつ)ともわからぬ時 何処(どこ)ともわからぬひとつの島
そこで起こる、殺人事件
色の識別が出来ない少女が目撃したその事件をきっかけに 月形の島が鋼色に染まる
ボクラ団義が送る、ファンタジーながら意外としっかりサスペンス!
ボクラ団義流サスペンスファンタジー!!



企画演劇集団ボクラ団義vol.13公演
舞台『虹色の涙 鋼色の月』

作・演出 久保田唱


あおちゃんのブログ-虹色の涙 鋼色の月

あおちゃんのブログ-虹色の涙 鋼色の月



今回の演目、昨年の東京公演、大阪公演に引き続いての横浜凱旋公演
だったのですが、東京公演に行く気満々だったのに、あまりの人気に
東京公演は完売で行けず、横浜公演も完売で行けず、落ち込んでいた
ところ、横浜公演の追加公演(1/11(土)昼)が決まって、発売日当日すぐ
予約してチケットをやっと確保できたほどの人気公演でした。


もう、そんな思いをしていたので、観終わってみてこの公演観てなかっ
たら、ほんと後悔してたわ!って思うほどめちゃくちゃ面白い内容で
行けて、本当に良かったです!すごく思った!!!


観劇が僕の地元の横浜ってのも、いつもより会場が近くてなんか新鮮
でしたね。


開演前は、恒例の作・演出の久保田さんによる前説コーナー(^ω^)
劇団員と一緒にする前説、今回誰かな?と思っていたら、大神さん
だったあ!これは、楽しくなりそう!と思っていたら、いきなりの
左右中央に手を広げてお辞儀するサンポール登場で沸く会場(笑)
さらに前説にも客演さんゲスト付きで穐田さんも加わり賑やかな
前説でしたね。大神さんの七色の声面白かったし、中国語のくだり
も(笑)、そして、元SDN48である穐田さんの芹那さんのものまねも
似てたし、久保田さんの諸注意のくだりも電源を切ってください
とはお願いしたけど、前に公演中パソコンの起動音が鳴ったことが
あって、電源を入れないでくださいとは言わなかったんです!
とかいうのも面白くて、今回は電源を切ってそして入れないでください
って念入りにお願いしているのがさすがすぎて笑った!


そんなこんなで、公演の感想に入っていきたいのですが、新年ボク団
一発目!もう、面白さが半端なかったです!!ほんとすごいね!


役者さんの演技と各々のキャラが本当に素晴らしく、本の面白さも
抜群で何度も予想だにしない流れとなり、約3時間の公演中、舞台上に
釘付けですごく引き込まれました!


次はどうなるの?って客席で観ながらほんと楽しみになる感じがすご
かったです!表現がいいのか分からないけど、こんなに面白いストーリー
連載漫画みたいに毎回楽しみにしてずっと感じたいとも思いました!


暗転が開けるや、いきなりの真凛ちゃんの登場で気持ちが高まると、
事件の捜査日記を綴る島の警察役であることが分かり、この舞台に
入り込ませる語りが絶妙でいきなりぐっと引き込まれていったのが
すごく良かったです!


その流れで主要キャラが次々舞台に出て来るのですが、主演のルナ役
の前田希美さんが出て来るやいなや、あっ!チラシの方だあ!って
思ったり、そのお着物姿の美しさに魅了され、イセ役の竹石悟朗さん
のキャラ立ったかっこよさ、お着物姿のエミリ役のフォンチーさん、
影のありそうな裏キャラ色の強いオーラを放つカイ役の沖野晃司さん
と続く、キャラが総じてかっこよく、この舞台の世界観にさらに引き
込まれ持って行かれる流れがすごかったです!


こうゆう、普通の世界ではない物語というかボク団ワールドがすっごく
好きで本当に面白かったなあ。総てのクオリティが本当に高い!


あと、思ったのがダンスもすっごいかっこよくて、そのダンスの流れの
中でストーリーが進んでいくところ!このシーン、すごく良かった
ですね。台詞が無くも、何が起きて行くのかが手に取るようにどんどん
進んでいくから、もう観ていて瞬きするのを忘れるような食いつきよう
でした!



カイ役の沖野晃司さん。ジンの長男。最初は、このカイが父親の殺害を
決意していたとは思ってもしていなかったからね。自分に「長」を継がせ
ないことを知りジンの殺害を決意し、殺したのが分かったときにそこで
とどめが刺さったと思ったのに、それまでをも覆すボク団!もう、ほんと、
すごいとしか言いようがない!自分の秘密を知るイセを犯人に仕立て上げる
流れで舞台のキーとなる「色盲」が上手く絡みあうサスペンス要素とかが
ものすごく面白かったです!
サンゴや妹さえも消し去ろうとしていたカイの怖さとかが沖野さんの
圧倒的な存在感でほんと凄かったです!かっこよかったなあ。
1点、クッキーの名前を聞いたときのカイの笑いにはえっ!カイ笑うんだ!
って思ってめちゃくちゃツボに入りました(笑)


イセ役の竹石悟朗さん。島の漁師。まさか、ジンの子供だったとはね。
すごかったなあ。人が亡くなる現場で、手に血をつけて焦る姿の印象から、
イセが何かに関わっているんだろうけど、ボク団だから、ストレートに
イセが犯人であるわけないだろうしとも思って、自分の中で推理しながら
観れるところもボク団の面白さだったし、最後まで予想が覆される驚き
と面白さでした。竹石さんが、毎回ボク団の舞台の中で中心人物として
観れることの嬉しさをすごく感じました。
島で禁止されている船を使うまでの流れなどを大きく動かしていくところ
がすごく良かったです。ルナたちの心をも動かすし!
クッキーのことをビスケットさんって呼ぶんだもん(笑)


ブバイガハラ役の大神拓哉さん。ボク団お得意の面白い名前の役今回
誰かなあと思いつつ楽しみにしていたら大神さんの名前が激しかった!(笑)
奉行所に勤める新人さんで、「初日だから、偉そうにしていないと、
負けちゃう。」って耐えようとするところが何度も飛び出すから都度
笑いまくりでした!


ウツセミ役の平山空さん。商工会に所属する刀鍛治。自分の仕事に
強い誇りを感じました。刀作りの誇りを曲げなかったウツセミがラスト
に造船の鉄加工に自分の技術を生かしてくれる流れは嬉しかったなあ。


アキカゼ役の竹花久美さん。竹花さんのキャラのかわいさ(^ω^)
漁協に所属する漁師さんで網で魚を取るのが得意。
それまでの愛らしいキャラで殺されるのがすごくかわいそうな気持ち
でした。でも、そのシーンのところで落としてしまったものを探す
叫びのところには思わず笑っちゃった。


ミチ役の春原優子さん。漁協に所属する女漁師。春原さん、すごい
かっこよかったー!ナイフ捌きで魚捌きも得意だし、戦いもナイフ
で臨んでいくところがすごく良かったです!
仲間のアキカゼを撫でてたりする何気ないシーンにほんわかしました。


テラカド役の糸永徹さん。宮の近衛兵。ヒゴ、ウエシマと常に行動
を共にする3人。終盤にカイ/サンゴの対立の中で、宮の近衛兵まで
も分裂したように感じました。仲間とそんなんなっちゃうなんて…。


ミナト役の添田翔太さん。漁協に所属する漁師で、みんなを引っ張る
リーダーな感じがとても良かったです。
船に乗ったときは方向の感が冴えていて、カラブリとダブルで船が
進むために力を発揮していましたね。
宮の人たちと対抗できる殺陣の強さはほんとかっこよかったなあ!


ウエシマ役の福田智行さん。宮の近衛兵。
頭悪そうな(笑)同士のヒゴとのシーンが面白かったです。同士という
よりかヒゴのが上の立場なんですよね。前の方にいるし。
所々仕切ってた。


ゴンドウ役の高橋雄一さん。なんか、ボク団観るごとに、高橋さんの
独特なキャラクターにはまっていく。高橋さんの雰囲気すごく好き
なんですよね。商工会に所属する武器商人。交渉するときの話しっぷり
とかすごく良かったし。ラストのサングラスとお酒の入ったグラスを
持つ風貌(笑)
分かりやすく金持ちになりやがって!(^ω^)最高!


ヒゴ役の山田健太郎さん。宮の近衛兵。
大音さん軍団として登場してきて、先に言った人の言葉をただ
繰り返しているだけのちゃんと考えてるんだろうか的な発言が
しょっぱなからめちゃくちゃ面白くて、黙りなさい!って諭さ
れて、黙りましょう!と従う流れに爆笑でした(^ω^)
山田さん今回もほんと面白い役柄だったなあ。


ジン役の中村宜広さん。中村さんの歳を召した役柄の上手さが
今回もいかんとなく発揮されてたなあと感じられました。
すごいなあ。幅が広い。
カイに殺されたわけではなくその続きがあったなんて!
ほんと、今回の舞台は、え?まじで?って言うのが連発でした。


マチコ役の大友歩さん。大友さんほんと面白いよなあ。ソロバン
弾いてるマチコ観ただけで笑ったもん。漁協の会計士で、常に
計算しながら確率を述べる面白さ!それが、ラストの船の設計に
活かせて良かった(^ω^)


ミチサキ役の大音文子さん。島の現在の参謀。カイと共謀して、
イセをジンの殺害犯として仕立てようとしていたんだけど、のち
の自分の息子が絡んでいくシーンは本当にビックリしました。
ミチサキがどう動くのだろうかと思っていたけど、カイをだます
流れになるところにもうわあー!ってそう来るのかあ!と驚か
されました。


ルナ役の前田希美さん。ジンの娘。
舞台上で観るルナの存在感がすごかったなあ!最初に登場してきた
だけですごく感じるものがあったし、自分の父が殺されて、その時に
目撃したイセらを犯人としながらも、自分が外の世界のことを隠されて
育ったことが、イセと出会い、父の死や知らない世界を知りたいと
考えるようになっていく流れにすごく引き込まれました。前田希美
さんのお芝居初めて観たのですが、お芝居からものすごく心情が伝わって
きてめちゃくちゃ良かったです!


エミリ役のフォンチーさん。参謀ミチサキの娘で、ルナとは幼なじみ
で仲が良い存在のエミリ。
前回ボク団にご出演してくださったフォンチーさん。
今回の役柄では、お声が聞ける役柄だったので、初めて舞台で演じながら
お声が聞けたのがまた良かったです。声がすっごく素敵でお芝居に吸い
込まれました。特に、ルナを支える所と、諭されてから自立していくまで
の気持ちの揺れやら自分の気持ちを出していくところがすっごく良かった
です!


ミユキ役の真凛さん。島の奉行所に勤め、島の事件の捜査、容疑者の逮捕、
取り調べを行ったりする邏卒。ジンの殺害事件の真相に迫るべく、事件
の捜査日記を綴り、舞台の中で語っていく重要なポジションでした。
真凛ちゃんの語りすっごく良かったなあ。舞台を引き締めるよなあ。
語るのも声だけでなく全身を使った伝え方がほんといいなあと感じました。
なんて言ったらいいのか、難しいんだけど、サスペンス色の強さだったり、
物語のスリリングさをかき立てる感じが超良かったんだよね。
途中途中の語りだけでなく、舞台上にも女邏卒として、信条とする正義感
溢れ向かって行こうとする姿も良かったし。部下?のブバイガハラとの
シーンとかでは笑わせてくれるしほんと楽しませてもらえました。
終演後もお会いできて良かったです(^ω^)


アヤブキ役の齋藤彩夏さん。商工会に所属する仕立屋。優しい雰囲気
溢れる島の住民って感じがスゴイしてきた。ジンの衣装を仕立てて、
亡くなったジンの衣装の違いに気づくものが後に繋がって行くヒント
だったんですね。
船の帆というまだ観たことのないものの協力を依頼されたときに、それ
がどのようなものか問いながら協力してくれるまでの流れ好き。


サカイガワ役の石部雄一さん。島の診療所のお医者さんで考古学者でも
あるサカイガワ。もう、この役柄のラストには、うそお!サカイガワ
がまさかジンの弟だったとはー!ってどんだけ、サスペンス要素が隠れ
てるんねん!って思って高まりが半端なかったですね!
ヒラセくんとのコンビが好きだったなあ。


クッキー役の佐藤修幸さん。イーストムーンに船で流れ着いた造船士。
名前のギャップが(笑)←かわいく、甘そうな感じが。
佐藤さん前回のボク団の公演でいいなあと思っていたから、今回も
観れて良かったです。お芝居ほんと上手くて流れに引き込まれまくり
ました。
クッキーとイセの海の生物談議のシーン面白かったなあ。


サンゴ役の加藤凛太郎さん。ミチサキの息子で次期参謀候補。
カイとの一件で、母であるミチサキと共謀してだましたのに、
後の争いで母を斬ってしまうなんてびっくりでした!
罪をなすりつける工作を命じられたところがすごく引き込まれました!


ウシロメ役の東川真之さん。島の奉行所に勤めるリーダー的存在。
雰囲気がかっこよかったなあ。あと、新人ブバイガハラの扱いが
楽しかった。
長殺害事件の捜査にあたるも権力によりなかなかそうはいかない
感じだった。
ボク団の『さよならの唄』にご出演されていた方ですよね。舞台を
観ながら途中で気づいたのと、あれ?amipro公演の「ZIPANGパイレーツ」
にも出てた方だあ!って気づいた。


カラブリ役の宇野智明さん。カラブリおいしかったなあ。殺陣のとき
も必ず空ぶってたし(笑) 弱いけどキャラがかわいくて良かったです。
なかなか、活躍できないカラブリだったけど、船に乗ったときに
風を読むのが得意で貢献してくれた時にカラブリやるじゃん!(^ω^)
って思った。


ヒラセ役の穐田和恵さん。診療所の看護師。
サカイガワと二人で診療所を営んでいて、かわいさ溢れるヒラセが
すごく良かったなあ。感じたのが天真爛漫な女の子とゆう雰囲気。
そして、サカイガワ先生を支えてるところが良かったです。


めちゃくちゃ高まったのが、この公演が、ボク団の作品の『オーバー
スマイル』と繋がっているところだよね。色盲のユーリー・ブルーの
戦士ベラルーシ・アパマンショップが即思い出されすごく良かったです。


虹鋼ほんと、面白すぎすぎた!


舞台観ての帰り際、虹鋼の世界観にずっと浸っていましたよー!


ボク団すっごいな!!!


今年も楽しみです。



■内容
南海に浮かぶ孤島“イーストムーン”
ここでは島一つが、一つの『世界』として人々が生活を送っていた。
自分たち以外には人間はいないと思っている島民たち。島の外には何も存在しないと思い込んでいる島民たちの前に、一人の男が海岸に流れ着く。一隻の、小さな舟と共に。

島の外を知らない、『舟』という乗り物自体初めて見る島民たちの心を、男の登場は大きく揺れ動かす。

そして起こる、一件の殺人事件。

殺されたのは一人の少女の父親であった。父親は、その島の長(おさ)であった。そして少女は、犯人と思われる者を目撃していた。
しかし事件の捜査に乗り出した島の邏卒(警察)は戸惑う。犯人を目撃したはずの少女の証言通りに容疑者を当たると、必ず何れも矛盾が生じ逮捕には行き着けない。

犯人が巧妙なのか?少女の証言があやふやなのか?島に流れ着いた男は一体何者なのか?

企画演劇集団ボクラ団義が、何時(いつ)ともわからぬ時、何処(どこ)ともわからぬ島を舞台に送る!!

様々な思いが交錯する中、長を殺された島民の怒りは燃え上がる。やがてその怒りは、月形の島を、鋼色に染める!?
色の識別が出来ない少女が見たものとは?彼女のその瞳から涙がこぼれ落ちる時、島には何が起こる?
島の外の世界を知らなかった者たちが、流れ着いた男によって何が変わる?

本公演第十三弾!!これまでサスペンスを少し新たな形で描いてきたボクラ団義が、また新たに送るちょっと新しい芝居の形?サスペンスファンタジー!!
何時(いつ)ともわからぬ時、何処(どこ)ともわからぬ島。一見パラレルワールドを舞台に、サスペンスな物語を送るボクラ団義最新作!ボクラ団義流、超エンターテイメント舞台劇!!


■キャスト
(bokura-dangi)
沖野晃司・・・カイ
竹石悟朗・・・イセ
大神拓哉・・・ブバイガハラ
平山空・・・・ウツセミ
竹花久美・・・アキカゼ
春原優子・・・ミチ
糸永徹・・・・テラカド
添田翔太・・・ミナト
福田智行・・・ウエシマ
高橋雄一・・・ゴンドウ
山田健太郎・・ヒゴ
中村宜広・・・ジン
大友歩・・・・マチコ
大音文子・・・ミチサキ


(guest)
前田希美・・・ルナ
フォンチー・・エミリ
真凛・・・・・ミユキ
齋藤彩夏・・・アヤブキ
石部雄一・・・サカイガワ
佐藤修幸・・・クッキー
加藤凛太郎・・サンゴ
東川真之・・・ウシロメ
宇野智明・・・カラブリ
穐田和恵・・・ヒラセ


■スタッフ
作・演出 久保田唱


そんなこんなで。


ペタしてね


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