4/29(日)にLittle FISH 舞台「ヒーローなんてラララ♪」を観に行ってきました。
この公演を観に行こうと思ったのは、STRAYDOG 田嶋高志さん がご出演されるからです。
一回限りの公演!
Little FISH
舞台「ヒーローなんてラララ♪」
脚本:森川秋陽
アクション監督:森和徳
【公演期間終了】
★以下、内容に触れる感想を含むため問題ない方は読んで下さいね★
会場に着くなりダケン・アキヒロさんが居たので、すぐ近くに行って
「ダケンさん、あおちゃんです。」って自己紹介していきなりの嬉しみ
からスタートした観劇前(^ω^)知ってる役者さんが居てほっとした
今回は、いろんな団体さんがパフォーマンスを行う形式のイベントで、
40分ほどの短編ヒーローものでしたがお芝居とともに殺陣もあったりで
とても楽しめました!
がっつり田嶋さんなショッカー面白かったし、心替わり行く社長役も
パッションでした!
パフォーマンスバトルはもちろんLittle FISHに投票しました!!
舞台が始まると、客席後方から足の弱い老人が舞台上に向かって行き、
舞台にあがろうとするんだけどなかなか上がれず、最前列のお客さん
に助けを求めたそのお客さんがまさかのオムさん(^ω^)思わず拍手で
後方から盛り上げました↑↑↑
無事、舞台に上がれた老人が自身が来ているパーカーを着ている者は
見たかの?とお客さんに問いかける始まり。
そして、老人が話を始めた途中で、プロレスラー、ミル・マスカラス
の登場テーマ曲スカイハイが会場に鳴り響く(^ω^)
←僕、プロレスファンだから嬉しや♪
そんなこんなしていると、舞台上にショッカーたちがやってくるのね。
その中に田嶋さん発見!!!動きでモロ田嶋さんってわかるショッカー!
楽しかったなあああ。
ヒーローショーが始まったかの如く、舞台上を観ながら胸の高まりでした!
悪者を退治すべく、迷彩服にマスクを装着したヒーローがやってきて
ショッカーたちを蹴散らしながら悪者との戦いが始まる。
途中から悪者側もボス急のダークヒーローがやってきてバトルがかっこいい!!
殺陣シーンがいいよね。必殺技でヒーロー対決の決着がついたと思ったら
「カーーーーーット!!」と声がかかる。撮影だったんだね。
この現場に拍手をしながらやってきたのが田嶋さん演じるゲーム会社の社長さん。
殺陣のタイミングのズレにアナログの限界だの、ミスはあり得ないだの上から
ものを言い嫌味な感じでね。
今日の撮影はこれまでで、明日は大事なラストシーンの撮影があるらしい。
撮影役者のケンヤ(ダークヒーロー)以外はみんなで打ち上げに行く模様で、
撮影前に打ち上げに行くなんてどうなっているんでしょうね?と田嶋さん
as社長が話していると撮影スタッフのひとりが「そうですよね~。」と
ご機嫌取り感で近づくと、思わず「口臭っ!!」とびっくりする田嶋さん
as社長のくだり(笑)
撮影監督は撮影はチームワークが第一だからと理解がある感じだったね。
今更ヒーローものなんて流行っていませんよと口を出す田嶋さんas社長。
今の子供たちはゲームだと。
創る側は、まだ、子供たちの心の中にはヒーローがいると。
新番組のスポンサーに田嶋さんas社長がなってるんだとおもうんだけど、
新番組の内容はヒーローものよりゲームが良いのでは?と思惑があるみたい
なんだけど、監督は明日のラストシーンを見てから判断してほしいと。
社長は見ても変わらないと思いますがってヒーローものを毛嫌いしてる雰囲気。
ケンヤがひとりで殺陣の練習をしているシーンへ。
そこに付き合ってくれる人が現れてね。ケンヤさんに憧れてるって。
正義のヒーローを演じるアキラに憧れを持つダークヒーローのケンヤ。
でも、ダークヒーローにしっかり誇りを持ってるよね。
この舞台は、そんなダークヒーローに光を当ててるお話なんだよね。
この殺陣の練習中にまさかのケンヤが怪我をしてしまう・・・。
←これはまずい!!
一緒に練習に付き合ってくれていた仲間が何度も謝るも、大丈夫だと
言葉を返すケンヤは、帰れよ!俺をそんな目で見るな!お前が謝った
って変わらないんだよ!と帰らせる。
怪我をした部位を痛がるケンヤの元に、妹がやってくる。
ケンヤの父が倒れたのになんで来てくれないの?と妹が言うも、自分が
言ったとしても何もできないと。妹は、そういう問題じゃないって兄に
言ってね。
父のことは心配だけど撮影があるから行けないと妹に言う兄。
明日は父の手術だから来てくれるよねと妹が確認するも…。
撮影は何があっても空けられないという兄に、妹は悲しみながら、
今の兄がこうやってヒーローものの撮影をしているのは、小さい頃、
父親にヒーローショーに連れて行ってもらったからこそ今があるんでしょ
と説得するも兄の決意は変わらず…。
妹は兄の元から「もういいよ…。」と悲しそうに去って行く。
この身に何が起きても撮影はするんだとケンヤは自分を奮い立たせる。
自分の携帯電話が鳴るも、その電話に出ようともしない。
←のちに仲間が心配してかけて来てくれたんだって分かるの。
次の日の撮影現場はラストシーンの撮影。
現場の監督はここには情熱があると言うと、田嶋さんas社長は
数字が全てですとなんとも現実的というかね…。
監督が気持ちなんですと訴えかけても社長には響かずで。
撮影の時間が近づき、役者陣がやってくる。ラストシーンの段取りの
説明に入ろうとするところで、ケンヤが来ていないことに気付く。
そんな状況に、監督に嫌味を言う社長。
「話になりませんね。これが情熱ってやつですか?」って。
少し時間が経過したところでケンヤがやってくる。しかし様子がおかしい。
ラストシーンの撮影が始まる。ケンヤは昨日の怪我の影響で動きが鈍い。
ヒーロー役のアキラが異変に気付いたのか、のどが渇いたと撮影を止める。
こんとき、田嶋さんas社長が飲もうとしてたのがコーヒー牛乳(^ω^)
休憩を取っているところで、女性キャストの方がケンヤの怪我を見抜いて
いて声をかけて来て、脚を治療してくれるのね。優しさを感じるよね。
怪我を治療してる時の会話も良かったなあ。
子供の笑顔が待ってるから辞められないとかね。
アキラがラストシーン行けるか?と確認し、撮影再開へ。
さっきよりも動きが良くなっているけど、なんだか、段取りと殺陣の展開
が違う様子で。
ヒーローはダークヒーローを叩き潰しにかかる。
「来いよ!立ち上がれ!!」となんだかエールを送っているかのごとく。
「来いよ!」
「立ち上がれ!」
「向かって来いよ!」
良き戦いの末、ダークヒーローが散る。
監督の「カーーーーーーット!!!OK!!!」の声がかかる。
撮影が終了した時、ケンヤの妹がやってきて、父の手術は無事終了したと。
この言葉に安堵の表情を浮かべるケンヤ。ケンヤいい表情してたなあ。
短編だったけど、ぐっと来ました!!
父が手術後に目覚めた第一声がお兄ちゃんの撮影無事終わったか?
って言うのを妹が伝えてくれてね。
アキラが良く頑張ったな!とケンヤに声をかける。
ヒーローとダークヒーロー、2人の会話が良いシーンだったなあ。
アキラが撮影中にケンヤのケガを察して間合いを取ってくれたこと、
怪我をおしてまで撮影を無事成功させたケンヤにお前はすごいと
声をかけてくれるアキラ。かっこよかったなあ。
「アナログも悪くないかもしれませんね。」と拍手でこたえる社長。
撮影を見て感化されたかな(^ω^)
「情熱ですね!やっぱり、新番組はヒーローもので行きましょう!!」
と社長がパッションを見せてくれて喜ぶ撮影班!!
いいラストだったああ。
田嶋さん憎まれ役からのほっこり出来るラストの展開がとても良かったです。
終演後は、田嶋さんの一回限りの公演を観に来た皆さんがたくさん
田嶋さんを囲んでいてなんだか嬉しい気持ちになりましたね。
そして、終演後には、芦川誠さんにも会えてありがとうってわざわざ
お声かけて下さって嬉しかったなあ。いつもあったかい(^ω^)
そう言えば、前回の芦川さん公演の主役の吉岡さんも観に来られていたよ。
会場が超満員過ぎて、座席を捜されていたから、なんとか空いてた近くの
席、ここ空いてますよーってお声かけて、少しお話も出来たよ。
■内容
こどもたちはすっかりゲーム主流の現代、ヒーロー番組は低迷していた。
だが、役者たちはそんな逆風にも負けず、日々熱く撮影をしている。
予算も少ない中、ヒーローのアキラを中心にチームワークよく撮影していたが…。
■キャスト
鶴見直斗
神崎真司
小雛
松村瞳
小池千春
片岡竜平
小林森
田嶋高志
竹下亘
鈴木祐馬
堀内丈
堤悠樹
■スタッフ
脚本:森川秋陽
アクション監督:森和徳
そんなこんなで。