11/16(土)に舞台『THE WINDS OF GOD JAPAN TOUR 2013』東京公演
を観に行ってきました。
この舞台を観に行こうと思ったのは、STRAYDOG 重松隆志さん
が
ご出演されるからです。
今回の公演でWINDS 3回目の観劇になります。
舞台『THE WINDS OF GOD JAPAN TOUR 2013』東京公演
原作・脚本・演出・主演:今井雅之
★以下、内容に触れる感想を含むため問題ない方は読んで下さいね★
昨年に引き続いてのWINDS観劇。歴代の金太から会場にお花が届いて
ましたね。陣内智則さん、なだぎ武さん。
今年の金太はスピードワゴンの井戸田潤さんでした。終演後、相方の
小沢さんにお会いしたけど、小沢さん感激しただろうなあって思った。
舞台が始まると、今井雅之さん演じる兄貴の「花束ぐらいええやん!」
って言うのが最高だったなあ。
開演前に係員から、カーテンコールで花束は渡せませんって注意があった
のを受けて語るさすがさでした!
舞台設定は夏場だもんで、兄貴は短パンの裾をめくって扇子であおいで
おりました(^ω^)こうゆうの好き。
兄貴、井戸田潤さん演じる金太の「お笑い名人大賞」を夢見る漫才師の
オープニング今回もほんと面白かったなあ。陣内さんとある種同じ系統の
井戸田さんはあのネタでまたいじられていましたね。
「あだちゆみ姉さん」(笑)←自分で袋とじあけたわ!言ってた(笑)
二人が一緒の赤い靴下を履いているのが何だかかわいかったです。
それにしても、お客さんのあたため方がすごいね!
「東京人 ジャン!ジャン!ジャン!ジャン!焼肉かっ!」←タレ?(笑)
兄貴機嫌が悪くなっておいてのお客さんのノリが良くなると機嫌がよくなる
分かりやすさ。どんだけ客に求めよるねん!的な流れが最高でした。
兄貴の滝川クリステルの発音の良さがツボりました。
金太が兄貴の肩へつっこみして痛がり、扇子で思いっきり仕返しするから、
金太が兄貴にそれのがよっぽど痛いって言うくだりがほんとまさしく!
ですよね。兄貴、金太がかわいそう(笑)
そして、めっちゃ面白いワード「あまーーーーーーーーい!」が兄貴から
出て、本家金太からも「あまーーーーーーーーーーーーーーーーーーい!」
がより長い感じで聞けてね。嬉しい。でも兄貴「ふるーーーーい!」とか(笑)
そして、2人が自転車に乗って移動していると交通事故にあってしまい・・・
意識を取り戻すとそこは1945年の戦争真っ只中の日本で、2人は特攻隊員
としての前世の姿になっているという状況に、その場への登場から舞台袖
まではけていく歩き方だけで面白いし。金太、重さんas松嶋少尉の頭はたく
もんだからすごい面白かった!なんで?ってなってる松嶋少尉最高(笑)
その場にいるのは、その時代の特攻隊員たちで、2人は記憶喪失になってる
扱いになっていました。
兄貴と金太の女の話で、松嶋少尉が「沖縄の恩納村のことではないでしょうか?」
とかド真面目で言うくだり来たあー!これ、ほんと待っていました。すっごい
好きなポイントなんです(^ω^)爆笑
山本少尉役の岡安泰樹さんのつぶらな瞳(^ω^)かわいい
そしてつぶらな瞳の兄さん。つぶら兄さん扱いされて楽しかったです。
もうね、客席を見る時のつぶらな瞳の印象がすごい!
今年のAKB48ネタは恋するフォーチュンクッキーでした!
兄貴と金太がっつり踊ってた♪
そして、大好きな「天皇」システム来ましたよ!
兄貴とかが昭和天皇って言うと、急に中尉、少尉の特攻隊員たちが気を付け
するもんだから、面白がって何度も「天皇」、「天皇」って言う兄貴(笑)
楽しみ過ぎ!観てるこっちも楽しみすぎましたが(笑)
そして、途中で天皇じゃない紛らわしいワードを仕掛けて、重さんas松嶋少尉
だけ気を付けして引っかかっちゃう件(笑) うける!!!
そんな面白さ以外にも、広島に原爆が落とされたことをみんなに語る重さんas
松嶋少尉のシーンはすごく胸が締め付けられる思いでした(;ω;)
岡安泰樹さん演じる山本少尉ががんばって説明しているのに、全然聞いて
いない兄貴たちに「うすうす気づいていました。聞いていないなって。」の
悲しげな感じ(笑)
「汗だくで話しているのに」とかね(笑)
そして、金太が「僕スクリューがいい!」って言った後に山本少尉が「じゃあ
なったらいい!」の吐き捨て感が最高でした!
金太の前世である福元少尉と千穂が会う前の金太のシミュレーションも「いと
そうろう。」の語尾がすんごい面白さを発揮していました。
まめと飾りの玉を間違えちゃう件(笑)
照明で作り出すゼロ戦のフォルムのかっこよさもすごく良かったなあ。
そして、大好きすぎる金太が山本少尉に相方の兄貴になってもらって漫才の
練習を行うところ(^ω^*)
1945年に特攻隊員として生きる山本少尉が現代のお笑いにチャレンジするのが
ほんと面白いんです。
金太の突然の突っ込みに嫌悪感をあらわにする件、からの反撃の強さに
「倍返しです!」って(爆)←山本少尉なんで知ってんねん!って思った(笑)
山本少尉からの緊急連絡「突っ込むときは前もって教えてください。」←斬新!
そ・し・て「おいておいて!」のくだり!!!なんか、進化してたあー!!!
岡安さんすげえ(笑)
山本少尉はWINDSのストーリーとなっている輪廻の話を大学で勉強しているの
もあって、熱く語っていたところもとってもよかったです。
もう想いが溢れて、特攻隊の服に身をまとって出てきた姿を観ただけでものすごい
涙が流れてきました。特攻に出て亡くなってしまうシーンまで目の前が(;ω;)
重さんas松嶋少尉の飛行機に乗るシーン。このシーン本当にカッコいいんです。
役者の身体一つで、エンジンがかかり機体に乗っているイメージがすっごく
伝わってくるところが本当にいい!
松嶋少尉の特攻に出る初陣、涙をぬぐいながらその姿を観ていて、初陣があまり
の悪天候で特攻が失敗に終わったけど、その姿に安心した自分がいました。
2度目の時のなかなか動かない機体に思いを込める姿も最高でした!もう、感涙
しまくりでした!
松嶋少尉が大切にしていた聖書が亡くなった後に置いておかれていたところも
嬉しかったなあ。
山田分隊長役の松本勝さん。迫力がほんと凄かったです。好きだったのが隊員
たちの先頭に立ってのランニングここすごいかっこいい!
寺川中尉役の本郷壮二郎さん。特攻前夜に過ごした岸田中尉とのやり取りが
すっごく胸打たれました。
主役の兄貴今井さんほんとすげえわ!お芝居してる時の魅了させられる感がね。
惹きつけるよね。楽しいシーンもシリアスなシーンも本当に素敵でした!
山本少尉とかまだ19歳なんだよ!そんな若者たちが、日本を守るために若くして
命をなげうってでも日本国を守ろうとしてくれたこと。特攻隊員たちの若者たち
決してを忘れてはならない!
伝えられるものがすごかったです。感涙しすぎました!
WINDS本当に最高でした!超おすすめの舞台です。
今年でWINDSも25周年これからも見続けていきたい大切な作品です。
終演後、重さん会えて良かった♪
■内容
2013年8月1日 東京
「お笑い名人大賞」を夢見る漫才師、アニキとキンタ。
うだつが上がらずストリップ劇場のステージをクビになった二人は、交通事故に・・・
意識を取り戻すとそこは1945年8月1日太平洋戦争末期の日本海軍。
彼らに突きつけられた現実は、神風特攻隊員としての前世の姿。
時空の渦に巻き込まれた彼らは戸惑い、現実を否定しながらも時を彷徨っていく。
戦争という大儀の前、任務遂行のため命を差し出すことを余儀なくされた若者達。
その中で突然突きつけられる「死」という現実。
ある者は神に祈り、ある者は心の奥に疑問を抱きつつ、それでも戦いの空に飛び立っていく。
過去と未来の狭間で運命に翻弄され、己の無力さに歯がゆさを感じる。
ついに二人にも零戦に乗る日がやってきた。
彼らの運命は・・・
■日程
11月17日 14:00
■会場
東京 新国立劇場・小劇場
■チケット
前売り 5,500円/当日 5,800円(全席指定・税込)
※当日券の発売は開演1時間前 ※未就学児入場不可 ※開場は開演30分前
■キャスト
兄貴・岸田中尉:今井雅之
金太・福元少尉:井戸田潤
寺川中尉:本郷壮二郎
山本少尉:岡安泰樹
松嶋少尉:重松隆志
山田分隊長・神父:松本勝
宮下千穂・妊婦:香取佑奈
■スタッフ
原作・脚本・演出・主演:今井雅之
そんなこんなで。