Quantcast
Channel: あおちゃんのブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 4237

ソラリネ。#16 舞台「PANGEA」

$
0
0

2016年11月3日にソラリネ。#16 舞台「PANGEA」【空】を観に行ってきました。


この公演を観に行こうと思ったのは、りよっちa.k.a.森岡里世ちゃんがご出演されるからです。



ソラリネ。#16 舞台「PANGEA」
原作:innerchild『PANGEA』(2001年・2006年)
脚本:小手 伸也(innerchild)
潤色・演出:船戸慎士(Studio Life)


ソラリネ。#16 舞台「PANGEA」

ソラリネ。#16 舞台「PANGEA」



【公演期間終了】
★以下、内容に触れる感想を含むため問題ない方は読んで下さいね★








一人の女性の多重人格がクローズアップされる展開は舞台だからこそ
表現できる面白さで深い心理の中で人格たちが女性を想ったり、
砂を使い、出演者全員が白い衣装の世界観がとても良かったです!


会場の舞台に砂が敷き詰められていて、これバミれないじゃんって余計な
心配をしちゃいました(笑)


りよっちの役、鈿女(ウズメ)のかわいらしさ良かったなあ(^ω^)




「またいつか連れてきてね」


「またいつか一緒に来よう」


と女性陣、男性陣が交互に語る所から舞台が始まる。


そこには、鈴木優梨さん演じる大神みさきと重見将臣さん演じる北条。
二人が抱き合うと、女性が急に入れ替わる。


みさきのことを助けに来た栂村年宣さん演じる島森和美は、みさきに
周りを含めて状況を伺いだす。


「先生、私じゃだめ?私とじゃお話しできない?」と島森に語りかけるは、
森裕美子さん演じる百襲(モモソ)に変わる。語りかけておきながら、一人
にしてとか心理状態が不安定な百襲。


島森は「誰でもいい、他の方、出て来ていただけませんか?」と声をかける。
誰も出てこないことから、彼女とここにいる皆さんを助けに来たんですと
話し始めてね、でも、その前に契約を結ばなければならないって。
それが出来なければ、手を引かなければならないと続ける。


お次は、松本ハジメさん演じるアルファレッド・ウェゲナーが現れて、
ここに居る人は12,3人と教えてくれる。


島森は「少なくとも、13人格。」←ここで、初めて、いろいろ出て来る人が
人格だと分かる。


鎌田亜由美さん演じるEVE(イヴ)に協力を求める島森にEVEは「あんたに、
何ができるのよ!」と芯のある強めな女性像。
「みんなを助けたい」と語る島森に、みさきが怯えてしまうと注意する。


パンタラッサに会いたいと願う島森。


すると、乗客名簿を確認させてくれと北条がやって来てね。島森を遠くに
追いやろうと言う魂胆を感じるような語りの後、自分がみさきの主治医だと
はなしてね。みさきはおれのものだ!誰にも渡さない!!


ウェゲナーがポイステしたときに、北出寛さん演じる鳶(トンビ)がやってきて
張り手かますくだりの挿入、2連発面白かったー(^ω^)言い落したよね
誰もいじってくれずに「ノー、ケアか!?」って(笑)
事後、EVEにもやられてたんですけど(笑)


その後、みさきをお姫様抱っこして連れて行く北条。


島森の元に、西島美都子さん演じる岡田がやってくる。島森は北条にそそのかされて
言われた「ウイルス感染するからここに居たらやばい」って岡田に逃げようと。


岡田に気持ちを落ち着かせられた島森は、自身が心理カウンセラーであり、みさき
の治療が目的だと話し始める。


ウイルスなんて嘘です!と岡田が島森に。さらには、人格者たちが治療慣れしている
ことを島森に教えてくれててね。


この舞台のテーマの一つとして、みさきと人格者たちと契約を結ぶために署名を集める
必要があるって言うことなのかな?多重人格を治すために。


舞台オープニングが入り、その後、砂で遊んでるりよっちas鈿女かわいかったなあ。
なんか描いて、ウェゲナーに見せてて、懐いてる感じでしたね!
その後、山を作ったり楽しそうな子供らしさ。


てか、OPの映像やばくない?めちゃくちゃかっこよかった!!


多重人格者は何らかの虐待経験があり、特に幼児期の性的…、で島森の言葉が続かず。


多重人格者たちがこのことについて、話し合うらしい。


鈿女が島森に「おいちゃんのこと知ってる!」って言ってたね。多重人格者は、みんな
知っているのかな。


おの沙也佳さん演じるナイは、灯台から外の世界を見ていたよね。


小笠原游大さん演じる山田みたいなおじさんの多重人格もいて、いろんな年代の人格
が存在する点が、良いよね。そういう人たちで「PANGEA」を作ってるってゆう。
山田はもうここに居たくないと、自分はみさきが作った人格ではなくて入ってきたのだと。


山田がやりたくなくてもやっちまうこと…。


彼女の中に、加害者の人格が居る?山田がナイを…。(劇場内は重い雰囲気の音響に支配される)


鳶の元に、みさきと北条がいる。みさきは島森のことを知っていると北条に話してたね。
怖いからすぐに逃げちゃったって。


鳶の飛ぶ真似をしている鈿女(^ω^)かわいさ!


北条が島森に外で会ったことがある人を多重人格に尋ねると、鈿女が会ったことがあると。


奥田努さん演じる思兼(オモイカネ)が女性を主張するも、男だ!しかもおっさん!って
言われるくだりの面白さ。


その後の、自殺しようとしていた百襲に対する北条はセラピストとは思えない口調でしたね。


そんな北条に、多重人格者が昔はみんなのセラピストだったはずなのに、いまは、
みさきに入れ込んでいておかしい!って指摘される。


その後の北条の暴れっぷりに聞こえたのはパンタラッサの声??


島森が多重人格者に治療の第一歩は、自分たちが多重人格であることを認めることだと。
みんなが治りたいと思えば、次の段階に進めると。


その場にナイが「何もない」と言いながらやってきて、どこに居たのか聞かれると
「つばきえん」だって言うと、間髪入れずに鈿女が「それ内緒なんだよ!」って。
「つばきえんのことを話したら殺されちゃうんだよ。」と言葉を残し島森の「それ、
どういうこと?」に答えもせず去って行く。


ここに山田がやってきて、つばきえんのことを追及される。
おじさんと子供にもしかして…?とゆう感情が浮かんだよね。


EVEは山田を消せるの?と口調が荒れてる。


EVE、思兼、ウェゲナー、手力雄たちが島森と契約して行く。


そしてEVEが山田が契約書の条項に違反しているから消してと島森に語り、
続けて、パンタラッサに会いに行くようにと。ここで何が起きてきたのかは、
全てパンタラッサが知っていると。


パンタラッサは、I・S・H、インナー・セルフ・ヘルパー。


パンタラッサに話しかける島森。
パンタラッサが語るも、何語か分からない言葉をずっと話しててね、途中から
急に普通にしゃべれてるじゃないですか(^ω^)
自由すぎるパンタラッサ(^ω^)


そして、「PANGEA」のことについて語り出す。超大陸という意味らしい。
ウェゲナーが出て来て「PANGEA」のこと「パンタラッサ」のこと「ビール」のこと
を話す(笑)←最後!
その後も、これは「暗転」という、とか笑わせられたし!!


苦痛を請け負っている人格がやってきて、この人格が虐待の過去を知っている
かもしれないと島森が語りかける。浅川拓也さん演じる僕に。
ここで、パンタラッサが「仲良くなったか?」と島森に語り、僕には「僕、良かったね。」
と。続けて「今日から、このおじさんが遊んでくれるんだよ。」とパンタラッサが
紹介すると、鈿女すごく嬉しそうだった!


パンタラッサが島森に「お前は、子供たちと仲良くなれ、まずはそれから。」だと。
子供たちから色々聞くようにとも言ってたね。


みんな契約書かな?サインしてたよね。こんときの、りよっちas鈿女のペンの持ち方が
めっちゃ特徴的だった!!サインはみ出してたんですけど(^ω^)


そこに山田がやってくる。鈿女をつばきえんに誘うとついて行ってしまう…。
これに、パンタラッサが早く子供たちと仲良くなれと。


北条と馬場史子さん演じる薫(カオル)のシーン。大人な女性の薫は、北条にあなたとの
思い出があると近づき、まとわりつくとナイフを向けるの。
したら、慈五郎さん演じる手力雄(タジカラオ)が来て止めてくれてね。
ここで、頼りにならない手力雄に突っ込んでいく北条(笑)(笑)(笑)←おもろい
「暮らし安心クラシアンってなんなんだよ!」(笑)


色気を振りまく薫。ここにEVEがやってくると、女と女のバチバチ感な空気に。
EVE曰く、私たちは統合が始まると話してたね。


島森は子供たちと遊んで絵を書いてる。りよっちas鈿女、絵うまいね(^ω^)
僕はふなっしー書いてて、ナイの絵がうましすぎる!!!!!(笑)


子供たちが山田ごっこだと、自身のトラウマを遊びで表現してるの。
そして、山田にされたことを言う鈿女の内容にやっぱり!かなりの衝撃な話…。
僕は山田にやられたことを言っててね。ありえん。


話をやめようとするとパンタラッサがまだ続けろと島森に指示。
事実を知っただけで、その時の気持ちを知らないと。


ナイが「こ・わ・い。怖い。怖い、怖いーーーーーーーーーーー!!」と
悲鳴を上げて、鈿女が「おじさんがもう一人いる」と怯えだす。


ナイが居なくなり、ナイが鈿女の中に入ってきて、苦しみ、怖がる鈿女が
島森に縋るとパンタラッサが「2人は統合した」と語る。
そうか、これは、みさきが経験してきたことなんだ。


EVEが島森に山田を消せと言ったはずだと語るも、パンタラッサが山田は重要な
人格だと言い、さらに、山田を呼ぶように語るパンタラッサ。


山田が島森の元にやってくる。契約に違反していると島森が指摘し、つばきえん
のことについて話を聞く。このシーンが北条、みさきにすり替わってたよね。


子供たちが山田に怯えながらもこれまでの辛かった思いを次々と話し始める。


みさき「お母さんがね、居なくなっちゃったの。いつも1人なの。そしたら、
おいちゃんが来て、一緒にお散歩しようって。良かったぁー。今日は何も
されない。」と。公園に行ったらおいちゃんの知り合いが居て、そのおいちゃん
と、はだかでお風呂で洗いっこだって。これに、お風呂に潜って死にたい気持ち
だったと語るみさき…。


前任のセラピストが北条であり、多重人格者を統合させたものの、再度分裂
させたのだと。


先ほど登場したもうひとりのおじさんが実は山田だと。だとすると、最初の
山田は??自分の娘?


全てを語った山田に「こんなのひどすぎる。あんたは何も思わないのか!?」
と叫ぶ。


すると、薫が色気で迫り山田を誘う。そして、その誘いに乗る山田。2人は奥へ。


島森は、自分に何ができると言うのかと困惑する。


EVEは「どうしよう、みさきが消える。話が山田だけならよかった。父親だなんて
みさきに言える?言えるわけないでしょ!!」と。


この状況にパンタラッサが、記憶を一つに集めろ、島森に集めろと。
その自信がない島森、このあと、そこに居る多重人格者のみんなが股間に
何かを感じた。


その後、薫が血のタオルとカッターを持ってきて、山田のものを切ったのだと!!
山田はもう出てこないから安心してと。展開がすごい。


北条の所に向かう薫に、百襲も付いていく。百襲は薫と統合して行きたいと。
これに、誰と統合するかは人格の自由だとパンタラッサが語る。
百襲がそう願うのは、北条と自分は同じ傷があるからだと。これに、薫は好きに
すればと了承。


このとき鈿女泣いてたよ…。


この後、人格が僕を中心にして団結し始める。僕は持っていたピストルが必要ない
からと置く。そこに、鳶がやってきて山田のを食べた疑惑。


捨てたものに対してサライを鼻歌で歌う人格たち(笑)


鳶はみさきが小さい頃、飼われていたんだってね。


それから多重人格者が言葉を繋ぎ、真実が少しずつ見えていくのね。
山だの管理するつばきえんがあったのは、みさきが生まれた島、
それは「PANGEA」だと北条が語る。


ここは、みさきの世界。忘れたくても忘れられない記憶。
多重人格者が居る限り、大神みさきは治らない。


パンタラッサがこれに正解だと言い、島森に「お前は最後の意志だ」と。


この後の北条のことを治療者の人格?って言うパンタラッサの言い回しが
難しかったなあ。


北条と船戸慎士さん演じる鉄(テチス)のシーン。
お前はみさきに必要な人格だと鉄が語ると、北条は自分は主治医だ!と
返す。


みさきが子供の頃に飼っていた鳶は、お父さんが猫に食べさせたとゆう。
愛情のない世界に育った悲しむみさきを抱く北条。


北条にお礼を言うみさきは、最後に先生とデートが出来て良かったと。
「先生、もう、私治ったんですよね?もう、だれも隠れていませんよね。良かった。
先生がそう言って下さるんでしたら安心ね。」
「先生がこの病気が治ったって言ってくれた時に、言いたいことがあったの。
先生のことが好き。先生、私のこと好き?」と抱きつく。


「そのまま離れないで、抱いて、私を愛して、もっと、もっと…。」


「そこでやめちゃったら」と薫がみさきとシンクロする。ずっと隠れて待ってたって。
みさきみさきって少しは私のこと見てよ!と人格が叫ぶ。


島森は統合が進んでいると語る。


北条もみさきの人格で、統合すべきだが、北条は自分がみさきの何なんだ!?と
なっている状況。北条は自分が何をしたのかを思い出せない。


みさきと寝た後の思い出の朝、みさきとしたことを自分を含めて消そうとした。


北条の中の何かが目覚めてる。そして、カッターを自分の手に付きつけてる!
これって!!


島森の中には岡田という女の人格が居ると。相談に乗ってくれていた岡田?
え?島森も?みんなが人格??


自分の感想の解釈があっているのだろうか?


不安になって産みだしたのが岡田。


僕はカウンセラーではなくてカウンセラー役。


島森と岡田がひとつに融合する。


これもパンタラッサが正解って言ってた。


多重人格者たちが砂を持ち、みさきと一緒に儀式めいた展開になり「思い出せ、
大神みさき!」と。


そのあと、大神鉄ってなったところ、鉄が最初に出てきたとき、父親なのでは?
って思ってたのが当たってた!


北条がシンクロして語るは、
薫を操り、現実の北条に現実のみさきを犯させる作戦で、ずっと根深いトラウマ
としてみさきのなかに生き続けることができるのだと。その作戦は成功。


ここで隠れてた薫が出てきてね。融合していたかと思ったら、隠れてたって。


多重人格者が島森に先生は関係ないからと、みんながカッターを取り出しててね。


島森が「ただの自殺じゃないか!」と語ると「ひとつの愛のかたち。」だと。


パンタラッサにどうすればよいのか聞く島森にお前は意志だと語るパンタラッサは、
「大神みさきだ、それでいい。」という言葉だけを残し。


その後、大神みさきの治りたいという意志が勝る。


島森心理相談所に電話をかける大神みさきのシーンが。


みさきは浜辺で島森と2人で会話をしている。その姿を見ているのは北条。


みさきは先生とデートをして、一番楽しい日を送っていたってすごく感慨深そうに
話してたよね。


その次の日に起きた事実は悲しい展開が。


「先生のこと好きだったなあ。」とみさきが語り終演。



最初から多重人格者として見せて、それが治って行くと言うか、こうゆう展開
のお話あまり見たことが無かったので新鮮でもありましたね。取り扱うテーマ
や多重人格者により語られる話が衝撃を受ける部分もあったし、でもそういう
ものをしっかりと魅せるんだってゆうことも役者さんたちの熱い演技で感じも
できました!



りよっちチケットで舞台観たら、りよっちのサイン入りのパンフレットがもらえたよ。


森岡里世ちゃん


でね、りよっちのページを開いたら、こんどはメッセージが書いてあるの(^ω^)

これ、かわいいー!(嬉)


森岡里世ちゃん



■内容
僕は波打ち際で頬を洗われ、突然目を覚ました。
辺りを見回すと、ここは多分何処かの「島」。
僕は…………
直ぐに自分のすべき事が何なのかを理解する。
傍らにいた少女を見つけたからである。
"君を助けに来た"
"ここには全部で何人いるんだ?"
僕は……君のカウンセラーだ。
海と陸地の始まりに、全ての大陸は一つであった。
その名を…………PANGEA。


■キャスト
【空】
鈴木優梨・・・大神みさき
栂村年宣・・・島森和美
重見将臣・・・北条
船戸慎士・・・鉄(テチス)
馬場史子・・・薫(カオル)
永井友加里・・パンタラッサ
鎌田亜由美・・EVE(イヴ)
奥田努・・・・思兼(オモイカネ)
松本ハジメ・・ウェゲナー
慈五郎・・・・手力雄(タジカラオ)
北出寛・・・・鳶(トンビ)
浅川拓也・・・僕
森岡里世・・・鈿女(ウズメ)
おの沙也佳・・ナイ
西島美都子・・岡田
森裕美子・・・百襲(モモソ)
小笠原游大・・山田


■スタッフ
原作:innerchild『PANGEA』(2001年・2006年)
脚本:小手 伸也(innerchild)
潤色・演出:船戸慎士(Studio Life)


そんなこんなで。




ペタしてね    

Viewing all articles
Browse latest Browse all 4237

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>