1/13(水)に劇団居酒屋ベースボール3ヶ月ロングラン公演 舞台『えのもとぐりむのやわらかいパン』
を観に行ってきました。
この公演を観に行こうと思ったのは、真凛ちゃんがご出演されるからです。
劇団居酒屋ベースボール3ヶ月ロングラン公演
『えのもとぐりむ作品集』第9部
舞台『えのもとぐりむのやわらかいパン』
原作 水野美紀
脚本/演出 えのもとぐりむ
昨年に引き続き、今年もイザベルロングラン公演へ。
舞台セットはこのような感じでした。
辛い現実と幻覚の世界で完成するやわらかいパンは優しくておいしい!
友情や愛情が詰まってて更においしい!(・_・、)泣けた
素敵な作品だったなあ。観劇帰りはパン買ってバスで帰りましたよ。
帰り道に買ったパン、理想のかたち(^ω^)
パンを優しくこねる男ナナト。バケット、フランスパン、あんぱん、むしぱん、
イチゴジャムを塗った食パン、フレンチトースト、クロワッサン、チョココロネ、
インドカレー屋のナン。いろんなパンの名前をあげる声が優しい。
八代将弥さん演じるナナトは病気で、病室のベッドの上でいつも幻覚をみている。
側には、真凛ちゃん演じる妹のやえが「兄ちゃん楽しそうだね。」と声をかける。
病院の食事食べれるようになったらまたパン食べれるようになるからと食事の
手伝いをしている。真凛ちゃんの会話は訛りがあり九州地方かなと感じられました。
なかなか食べようとしない兄は「三郎」と途中呟きながら、食べさせようとして
くれる妹をはねのけ「兄ちゃんなんばしよっと!」と「流動食も食べれんくなったら
兄ちゃんの好きなパンもう一生食べれんよ!」と口調を高めるやえ。
序盤から真凛ちゃんのお芝居に引き込まれたなあ。
「やめろー!三郎ー!逃げろー!」と幻覚でも観ているのだろうか。実際の兄が
このような状態で若くして不自由になったこと、そして兄の介護をしないといけ
ない妹の実情は大変だよね。
シーンがナナトが学生の頃に変わる。
オザワミツグさん演じるななと、と、渡辺カズキさん演じるさぶろう。
ななとが病気で町を離れる。野球チームでエースだったななとに病気が完治
したら戻ってこいよ!と男の約束。
もう一つの約束は、ここでパン屋をやること。ななとから逆に、さぶろうへ
戻ってくるまで何処にも行くなよと。
さぶろうが渡してくれたのは野球のユニフォームとバケット。
だけど、病気のせいでアゴが震えるななとはもうバケットは食べられない。
バスが来る前に語った言葉「ONE FOR ALL,ALL FOR ONE」。
バスの運転手は古賀健斗さん演じるひとす。そのバスはフランスパンのよう。
宮下貴浩さん演じる三郎は、新里哲太郎さん演じるいかれた父親である源一郎の
嫌な記憶を思い出す。新里さんの雰囲気すごかったなあ。子供のころから、
友達のななと君をSEXするから連れてこいとか、金がないから車に当たれとか
ほんとやばい。母親に捨てられた三郎は、そんな父親と居るしかなかった。
真凛ちゃんasやえの兄についての語り。私の大好きな兄は変わってしまったと。
「大人になった兄は、今、自分の頭の中だけで生きていて、変わらないのは
不器用で無口で、パンが好きだってこと。」
やえは兄が嫌いになってしまいそうな自分と葛藤してた。やえの頭の中にある
兄は元気なころの大好きな兄なんだろうなあ。
兄が若いころ仲間たちと野球をしていて、それを応援している妹。そのとき
の表情全然違ったもん。なんかさぁ、みんなが持ってるグローブがパンに見えた
のは気のせいじゃないよね(^ω^)ほっこりした
やわらかいパンに出演するキャスト陣が言葉を繋ぐその時、目の前に見える
現実がなんだか幻想的にさえ見えました。
三郎がキャッチャーをしていると、どこからか受けるタイミングで「ストライク!」
と聞こえてくるや、その声、古賀さんasひとすだったあー!
てか、宮下さんと古賀さんのシーンとか嬉しすぎた。そして楽しすぎた。
「おまえこの辺で見ない顔だな。」と三郎がひとすに言うと審判の退場ポーズを
するひとす(笑)
からのパンのバットを取り出しイチローの真似。似てるね。「ストーーーーライク」
の伸ばし方も面白かったです。続けてゴジラのテーマ曲を口ずさむひとす、松井
キター(笑)
そのあと、変になっちゃって、勝手に撃ってホームラン、野村監督?からの
途中「ヨーロレイヒーって言ったろ!」(笑)
ピッチャーはナナト。バットを置いていくとそれがバケットであると気付く三郎。
審判の平竜さん、実況のはるさん、藤田さんas梅ちゃんの体勢の反り具合(笑)
このシーン面白かったなあ。
ドクターストップですと登場してくるのは橘知里さん演じる医師。橘さん白衣
似合うなあ。そして医師役がほんと似合う。ななとへの診断は、フランスパン
全般がダメだと。ななとアゴが悪いんだね。試合のたびに顎関節症。
てか、医師途中で色気全開であせりました。
トムヤンクンのスープだけOK。
宮下さんと古賀さんのシーン再来!(^ω^*)三郎を先住民呼ばわりのひとすおもろい!
やばいひとすに「おまえきちがいだろ!」って突っ込むと「きちがいじゃないっす!
ナイスガイっす!」って自分で言ってた(笑)
「お前誰なんだよ!」に「ひとすっす。」って言い方!(笑)
気に食わないと退場ポーズするし、バス乗る?とちょいちょい言う運転手コスプレ
っぽいひとす(^ω^)←三郎に指摘されてた!!
高校卒業して都会に行くも戻ってきた三郎。今日、都会からこちらにやってきたひとす。
梅ちゃんがやってくると、ここに今もいる唯一の同級生みたい。頑固でかんしゃく
持ちで誰とも口聞かないらしいのだけど、ひとすと速攻仲良くなってた(笑)
ひとすの「梅ちゃんさん」って呼び方(^ω^)梅ちゃん分かってくれるのはななとと
ひとすぐらいって気分よさそうで、2人が共鳴し完全に友情深めてたよね。
でも、三郎見つけた瞬間機嫌悪くなってた。
ひとすがまたねと手をパーにしてると、梅ちゃんが手をチョキにしてるのニヤニヤ
しちゃったよ♪
交通事故、飲酒運転がよくある地区。梅ちゃんの両親は事故で亡くなった。
10年以上前にバスが曲がりきれずに崖から落ちた。
三郎の家、昔パン屋してたんだね。お母さんが趣味でやってたって。口の中の
水分持って行くだけの食べ物って三郎言ってたけど、今ではそういう風に
思っちゃってるのかな。
その流れで、ひとすが飲み物買ってくるってくだりで、壁からペットボトルゲット
してて三郎にびっくりされてた(笑)←イメージで買えるもんなんだ!(笑)
「三郎、逃げろ!」ってどこかから聞こえたよね。
三郎の電話が鳴るとナナトの妹から病院に来てほしいとお兄ちゃんに会って
くれませんか?と。了承する三郎。
ひとすのバスでナナトの病院に連れてってと頼む三郎。フランスパンで出来たバス。
パンにバスのタイヤがめり込んでるのを宮下さん拾って古賀さんに突っ込んでるの
めっちゃ楽しかったあー!!
5年生の時、ななとがテストで80点取って泣いている。100点取りたかったって。
小学生の時から小説読んでしっかりしてるね。さぶろうはいい点を取ると父親
に怒られるからって0点。ななとがさぶろうの顔の傷を見つけて心配してくれてて
お父さんのことを先生に相談したら状況が変わるかもしれないじゃんって言って
くれてて友達想いだなあって思ったし、そうすることができないさぶろうの気持ち
もね。
このまえさぶろうが作ってくれたパンが世界一のパンだった。大人になったら
2人でパン屋をしようと約束していると、さぶろうの父がまぜてくれとやってくる。
ななとに「しばらく会わんうちに男前になっとる。」と雰囲気がまずい。
さぶろうが「ななと逃げろ!」と叫び父の邪魔をする。父に殴られるさぶろう。
「ガキが夢語るな!パン屋なんて開いてもすぐに潰れる。現実は甘くない!」
と子供の夢を潰す親は酒におぼれて、ななとを今度うちに連れてこいと続ける。
「ななとは俺の友達。手を出すなんて許さん。」と父に刃向うや「父を大事に
出来ないと、友達も大事にできん。」続けて親を大事にと車の当たりを自分の
息子に指示する。なんだこの親は。
人が通りかかり助けてくれたからいいものを。いや、良くない!
野球のチームメイトのシーン、オマワリとハカセのくだりが面白い。次、岡、
応援されて泣いちゃうやつ、木土顔がボーク(笑)、ハカセ、「ナン投げたら
殺すよ!」とディーカプーに言われる件(笑)
てか、ここカレー屋さんじゃん。
安田カナさん演じるディーカプー・バチコーンがお母さんで、高橋茉琴さん
演じるアリーが娘の。
てか、ディーカプーのめっちゃ笑いすぎてむせて「あー面白い。」ってゆう
ムーブメントが超楽しかったああ。何度もやるからどんどんツボに入ったよね。
ディーカプーはDカップらしい(^ω^)←野球のメンバー曰くね。
三郎とひとすが来ると、三郎がココナッツカレーとナンを頼んで、ひとすは
ナンだけって(笑)
結局ひとす、三郎のカレーに自分のナンをつけて食べてた(^ω^)
ディーカプーと三郎がナナトの話してて、三郎は病院にお見舞いに行くんだけど、
病室までは行けなかったってね。自分を冷たい人間と言う三郎にやさしく
接してくれるディーカプー良かったなあ。優しくて面白くて明るくて良いね♪
あー面白い(笑)(笑)(笑)
そのとき、梅ちゃんがカレー屋さんにやってくる。
「またナナトと野球したかね。」
「ナナトのためにパンを作れ!約束したんやろ!」と三郎に向かって熱く叫ぶ
梅ちゃん超良かった(;ω;)それに目が覚めたのかパンを作りに行く三郎。
泣いている子供のさぶろうに大人のナナトが声をかける。助けに来てくれた
んだよね。子供の時に気付かなかった想いを伝えるナナト。
さぶろうに
小学生の時にお父さんから守ってくれてありがとう。
中学の時に一緒に野球が出来て嬉しかった。
高校の時入院するんだけど、そのとき見送りに来てくれて嬉しかったんだよ
と未来のことも伝えて。←「あたりまえやろ!親友が遠くに行くんだから!
自分はななとの女房(キャッチャー)だ。」ってさぶろう言ってるの絆を感じたよね。
その後の約束はななとのせいで守れなかったのだとも。
さぶろうの父が来ると、ナナトが守ってくれてた。今度は俺が助ける番だと。
病室でパンを振り回している兄を止める妹。今見ていたのは幻覚だったのか
夢だったのか。
三郎に電話をする妹。
パンを作る三郎と見守るひとす。作ってる時の2人の表情がすごく良かったなあ。
三郎はナナトのために心を込めてパンを作り、ひとすはそれを優しく見守る。
これだから、やわらかいパンが焼きあがったんだろうなあって感じたもん(^ω^)
その後のパンロンダリングって、なんだかイザベルの別作品の台詞の戸籍ロンダ
リングを思い出したりもしたよね。最後はさぶろうとななとの対決に。
自分が負けたら今すぐ学校やめてパン屋を開くって兄の話に、真凛ちゃんas妹
が何言ってるのやめてよってなってるの良かったなあ。
ななと勝負に勝っちゃうの。パンを渡され、今日からななとが番長!
いや番長は入らないのだ。一緒にみんなで甲子園を目指すのだ!
もしもあのときに俺が勝ってればなあとつぶやく三郎。
病室では妹に知り合いからだろう何かのお誘いの電話がかかってきているの
だけれど、ごめんねって断ってる。なんかさ、真凛ちゃんのそうゆう電話口の
声とかきいててもすごく優しいんだよね「やっぱりちょっと行けなそうでさぁ。
せっかく誘ってもらったのに。ごめんね。」って。
兄の食事の時間。看護婦さんから少し休んだ方が良いよって言われてる背景を
感じるよね。
三郎がお見舞いに訪れる。ここでの真凛ちゃんasやえの変わりっぷりすごかった
なあ。常に笑いながら「うける!」を連発してる感じ。
パンを持ってきた三郎に、固形物食べると医者が死ぬかもとか言ってるのうけるねー!
とか。「お兄ちゃん食べるのか?ムム?自力で?食べるのかあああー?」って
言ってる真凛ちゃんめっちゃおもろかったんですけど!(笑)
途中、ちょっと川平慈英さん入れてきたでしょ(笑)←言い方(笑)
三郎もびっくりしてやえちゃんそんなキャラだったっけ!って言ってたよね。
「兄ちゃん、嬉しいね。三郎さん来てくれたね。」と言いながらも反応できない
兄をこんなんでごめんねと三郎に言い、「テレビでも見ます?」とスイッチ入れに
行くところの妹のかわゆすさも感じつつね(^ω^)甲子園の中継してた
兄ちゃんがあのニュースを見た時に三郎のことを心配していたことを話す妹。
バスの事故のだ。
梅ちゃんはお見舞いに来てくれてたんだ。前に三郎も来ていたことを妹全部
知ってたよね。
三郎にあいかわらずの顔してきたねうける。からの、タイプだもん。からの、
なわけねーだろ!からの、うける!って妹のノリがすごい!
自分の身体を叩いて真凛ちゃんが音出してたりするの好きだったなあ。
三郎の父は去年に亡くなったと。逮捕と出所を繰り返し刑務所の中で死んだ。
それに「死んだもん勝ちだよね!残されたこっちは大変だ!」って語る時の
妹のマジなところなんかすごくその想いを感じ取った!
三郎が持ってきたパンが自身で作ったのか聞いた妹。そこに医師がやってくる。
妹が医師に三郎だと紹介すると、有名人になってたのを知る三郎。
「三郎、逃げろー!」が口癖だと。
妹に話があると医師が呼びだす。その場には、三郎とナナトだけ。
「ナナトごめん。」と謝る三郎。壁からひとすがやってくる!←なにもの???
「バスに乗る?」と三郎を誘うひとす。
「三郎、逃げろー!」に繋がった三郎。
やわらかいパンをナナトに食べさせたい三郎。味見するひとすが「柔らかい。
ちょっと硬いけど、味は悪くない。」と結構食べる件(笑)
ナナトのベッドからノートを発見する三郎。パンの名前が沢山書いてある。
ナナトた食べたいパンだと思う。
三郎は、ひとすのバスに乗ればいいのか?と気づく。バスに乗れば一瞬でも
喜ばせられるかもしれないと話す運転手のひとす。
乗り継いだ先には。
高校のグランド。俺とななと。三郎とひとすは隠れて2人の様子を見る。春の
センバツを逃して泣いている俺とななと。カントクに迫る2人の熱さに、お前ら
を最強のバッテリーにしてやるけん!って飲んでくれたの嬉しかったなあ。
さぶろうの足の怪我は父の命令で車に当たりをしているとカントクに告げ、父
に注意してほしいとお願いするななと。わかったと了承してくれて良かった!
カントクはななとの病状を確認し、だったら今年甲子園に行かないとな!と
声かけてくれてじーんと来たよね。
でも、ななとは甲子園の予選に出場できず、チームは予選敗退。そして、ななと
は夏に入院。それを聞き泣くひとす。
てか、三郎とひとすがななとに居るところをバレちゃってね。三郎がななとに
お腹すいていないかと確認し、パンが食べたいというななとに差し出した三郎
が作ったパン。「何これ、やわらかい。はじめて食べる味。おいしい!」と
ななとがパン食べたああああーー!三郎の作ったパンを時空を超えてななとが
食べたああ!!
「良かった。練習頑張れよ!」って素敵なシーンだったなあ。
病室ではナナトが笑い「やわらかい。」とつぶやくと同時に、病院の壁から
ひとすと三郎が戻ってきて、その超常現象にびっくりする妹。←そらびびるわね!
さっき「やわらかい。」ってつぶやいたことを三郎たちに教える妹。
すごい!!!
ここで、夕食の時間となり、看護士&看護婦が食事を持ってくると、ひとすと三郎
のこと見えてます?って確認する妹、楽しすぎかよ!(^ω^)
今のナナトがパンの味を感じたことに「もう一回行こう!」ってなる三郎。
凄いところを目撃した妹はうけてた!私も幻覚が見えるようになったのかもと。
ふざけるな!と荒れる妹が「兄ちゃんあたしの人生は?」と話しかける。
「私は逃げたらだめかね。私逃げてもよか?」
ずっと頑張ってきた妹の想いが詰まってたよね。
シーンは、あの日のバスの事故。甲子園の予選に向かう野球のチームメイト、マネー
ジャーも含めてほとんどが亡くなってしまった。
「こがんことになったのはナナト君のせい。」
「俺のせいじゃなか!」
源一郎が現れ相談があるとナナトを呼ぶ。三郎に当たりをやらせるのをやめてほしい
とお願いするナナト。やっとナナトくんとSEXできるばい。これは、ナナトが見ている
幻覚なのか、ギリギリで三郎がやってきて「やめろー!」と叫び、周りのものを
「退場ー!」とコールして追い払って行く。
今はナナトの頭の中。毎日このような幻覚を見ているナナト。
ナナトの頭の中にやってくる梅ちゃん。梅ちゃんの語り沁みるなあ。
「またみんなとナナトと野球したいなあ。あのころは最高に楽しかった。
俺にとって最高で、完璧で、完全やった。」
「完全なものは崩壊の過程に現れる。」という意味がやっとわかった梅ちゃん。
完全が体験できる人はわずかで一瞬でもその時間を一緒に過ごせた。
これから先の人生が崩壊しかなくても俺はそれでいい。ナナトと野球が出来た
記憶を辛い時や苦しい時に思い出す。ナナトもそういうときにあのことを思い出せ!
泣く(;ω;)藤田さんすげー良かった。
その文章が書いてある本をナナトにプレゼントする梅ちゃん。俺のことは忘れても
いいけど、その言葉は忘れるなと(;ω;)
そんな本をパクるひとす(笑)
ナナトにパンを食べてもらうために、三郎とひとすはバスで出発。
高校時代に入院でななとが町を後にする日。ユニフォームとバケットが入っている。
2人の別れにバスが到着する。
「ななと」とバスから降りてきた三郎が語りかける。
「誰ですか?」⇒「しがないパン屋です。」⇒「ななと君、パンは食べたくないか?」
パンを食べたいけど医者に止められているななと。柔らかいパンなら食べれるだろと
差し出すも、固くて無理みたい。
そのとき、雨が降ってくる。
「ななと、もう一回食べてみて!」⇒「お!食べれる。しっとりしてふわふわだ。
おいしい!おいしい!」
ななとからパンを半分もらう三郎はひとすに病院に戻ろうとバスを出発させる。
さぶろうがななとに「俺高校退学するけん、2人でパン屋をやろう!」と語り盛り
上がる2人(;ω;)「だけど、やっぱできんわ。あーたのしかった。さぶろうとパン屋
やったときの想像できただけでも楽しかった。俺は病院に行く。野球部お前に任せた
けんな。」
2人で食べていたパンを分け合う(;ω;)
兄の元に来る妹に「ありがとう。ごめんね。やえ。苦労かけてごめんね。ありがとう。」
って一言一言ゆっくり語り掛けてくれたああ(;ω;)うぅ
それに頷く妹は「兄ちゃんね、めっちゃ暴れるけん、めっちゃ大変とよ。兄ちゃん
さっきはごめんよ。」ってやばい(涙)
あたまポンとしてくれてた。
ご飯をしっかり食べる兄。三郎が帰ってくると「三郎さん!お兄ちゃん食べた!」
と嬉しそうに報告するとやわらかいパンが渡される。
「おいしいよ、三郎。」(;ω;)
食べられた!!!
ノートに書かれたパンを全部食べられるようになろうねと兄に話しかける妹。
ちいさな1歩かもしれないけど、なんだかすごく大きな前進に感じられた。
ナナトと三郎のキャッチボール。
「どうしても辛い時は最高だった時を思い出せ!」
「俺が経験できなかったこと、経験して教えてね。たまにでいいからこっちきて
そのこと教えてくれたらうれしかよ。約束ばい。」
「これが俺と三郎とのあたらしい約束!」
妹のやえに今からナナトの元にパンを持って行くからねと電話をしている三郎。
(;ω;)これ完全に泣けた。男の友情いいね。
そして、病気と闘う兄と看病する妹の兄妹愛。
本当に心に響く素敵な作品でした。やわらかいパンすごくいい作品だよと前評判
を聞いていたのですが、ほんと最高かよ!
『えのもとぐりむのやわらかいパン』観てまたイザベルで好きな作品が増えました!
3ヶ月ロングラン公演9本目の観劇になるけど毎回観るたびにそう思う!すごいな。
やわらかいパンで観た真凛ちゃんのお芝居また新しい一面が観れて良かったです!
真凛ちゃんてやわらかいんだなあ :)
真凛ちゃんとイザベルが出会ってくれて良かったなあああ。
また、イザベルで真凛ちゃんのお芝居観れるのを楽しみにしております。
新年はじめてのイザベル観劇、終演後はご挨拶できて良かったです(^ω^)
イザベルほんといいね!引き続いて、明日は『ソウサイノチチル』観るよ。
■内容
女優 水野美紀さんの演劇プロデュースユニット
『プロペラ犬』で水野さん自身が書き下ろし、オクイシュージさん演出の下
公開された『やわらかいパン』を譲り受け、劇団居酒屋ベースボールの世界で、
『えのもとぐりむのやわらかいパン』として蘇る。
「発行した現実、頭の中でこねる幻覚。そして、ふくらむやわらかいパン。」
病気のナナトはいつも幻覚をみている。悪夢にうなされる時もある。
三郎はいつも現実にうなだれている。そこから逃げ出そうとした時もある。
昔、ふたりが交わした約束はどこかにいってしまった。
ある日、無気力な三郎の前に謎の男が現れる。
その日から、ナナトと三郎の遠くなってしまった距離が近づいていく。
果たして、ふたりの約束とは?
混沌とした世界を生きる二人の男の友情の物語。
■キャスト
八代将弥・・・ナナト
宮下貴浩・・・三郎
古賀健斗・・・ひとす
真凛・・・・・やえ
藤田勇人・・・梅ちゃん
三澤行寛・・・カントク
橘知里・・・・医師
西村優・・・・看護士
黒田愛香・・・看護婦
渡辺カズキ・・さぶろう
オザワミツグ・ななと
安田カナ・・・ディーカプー・バチコーン
高橋茉琴・・・アリー
鈴木じゅんや・ヤーさん
山田たくや・・岡
二葉泰亮・・・木土
菊川はる・・・ハカセ
平竜・・・・・オマワリ
新里哲太郎・・源一郎
■スタッフ
原作 水野美紀
脚本/演出 えのもとぐりむ
そんなこんなで。