12/17(木)にコルバタ主催第6回公演 舞台「平安を祈ります」初日
を観に行ってきました。Aキャスト公演。
この公演を観に行こうと思ったのは、小池真名実さん がご出演されるからです。
前回、観劇したときに引き続きMARUさん作品です!
コルバタ主催第6回公演
舞台「平安を祈ります」
脚本/演出:MARU
★以下、内容に触れる感想を含むため問題ない方は読んで下さいね★
台湾の野球チームのストーリーを軸に国、民族の垣根を超えた平和を
観るとっても面白い作品でした!
野球好きで、舞台好きで、真名実さん好きの僕はもう最高でした!
観に行って良かったあああ!(^ω^)
舞台が始まると野球のユニフォームを身に纏った志田光さん演じる
ゴウがピッチャーとして振りかぶり投げるシーンから。
いい雰囲気醸してたなあ。フォームも。野球好きでプロレス好きでも
あるのですが役者で観る志田光さん良かったです、まさしくエースでした!
かっこいい!
喜ぶナインたち。台湾の高校野球で優勝を決め、海を越えて日本へ
行く球児たちの熱い叫び!日本へ行くのにみんながワクワクしてたね。
日本人と台湾人が交じる混成チーム。野球に民族なんて関係ない。
台湾人は、原住民と中国大陸から流れてきた民族が交じりあってる。
1週間後日本に出発するナイン。当日、いよいよ日本だと、色々日本の
ことを話しているみんなが楽しそう。
エースのゴウはある時から記憶を失い、数日前に戻ったらしい。
それについて小池真名実さん演じる東が「俺に聞かれたって何も
分からねえよ!」って男の子っぽさ(^ω^)そして何かを知っていそうな
雰囲気で。←なんか隠してる?って言われてた。心理読むよね。
ゴウの「東、俺は憎んでなんかない。」とゆう伏線にどうなって行く
のか期待感♪
真名実さん野球のユニフォーム似合ってたなあ。あと、ゴウ&東で
髪型シンクロしてたよね!
野辺富三さん演じる福島のお父さん富、迫力すごい!!
引き続いて、井上貴代さん演じる近藤監督も登場。
ゴウは台湾の原住民のアミ族と始まる志田さんのプロローグいい
感じでした!
福島のおじさんがやりたいということでナイン皆でお祈りをすることに。
東が「福島お前のおじさんまだ?」となかなか来ないおじさんに準備して
から来るって。
監督、明日の試合の前に一言をみんなからお願いされると「この儀式やり
たくない!」っておじさん何始めるんだろうね。
やりたくないのか、日向小陽さん演じる川原、谷岡かおりさん演じる鈴木
のコンビは隠れてた。←この2人ちっちゃくてかわいかったね。
お祈りに緒原佑香さん演じる東のお母さんも来てた。おじさんの格好すごい!
「ラウーーー!ラウーーー!ラウーーー!」
ゴウ、東のお母さんから「勝利」って赤い刺繍の入ったハンカチもらった
のになんか機嫌が良くなかったよね。川原と鈴木が友達のお母さんと喧嘩
なんかするのか?って悟ってた。
そんなこんなしてたら隠れてたのみんなに見つかっちゃって。
ゴウは練習をして帰ると投球に入る。ピッチングフォームほんと決まってる。
逃げた2人つかまる件(笑)←おしりペンペン(笑)
お祈りの成果を心の目で見ることができるんだぞと監督に言われて
目をつぶり東が語るのは「明日の試合で、俺たちが勝つところ!
勝った瞬間にみんなでゴウのところに走って行って。」って高揚しながら
いうところすごく良かった!シーン観ながらに真名実さんの声とお芝居
すごく好きって感じてた。
みんなも続き、ゴウが天に向かって人差し指を立てていると、それを
やるように促され、ピッチャーのゴウがやってみるとかっこよさ!!!
一勝もできなかったみんなが一番を目指す。みんなが努力してきたから
いまここに居てね。近藤監督が就任してから力をつけていったんだ。
明日の試合は弱かったお前らが強くなったことを証明する日!
民族がバラバラだろうと一つのチーム!
いい感じの雰囲気になったら、いきなり監督素振り1000回と激しいね。
素振り1000回のシーン楽しかったなあ。柔軟もあって、曲に合わせてね。
真名実さんas東の素振り軸がぶれずに良い素振りでしたあ!さすがは、
バント嫌いで打つの大好きな東!(^ω^)
7年前に記憶を失ってから、優しい東の母がゴウの面倒をずっと見て
くれている。アミ族の中で偉い母。
数日前の小里最後の練習試合の時に記憶が戻るゴウ。
そして、小里が日本へ帰る日が。
ゴウ監督からアドバイスと聞くときすごく真摯だよね。
福島のお父さんの海のお歌の件から、陳、王の2人が来てお見送りの
話や日本の話いろいろしてたね。日本はきっといい国って。
高校卒業して日本に言って野球を学んで台湾に持って帰って来たい
って夢良いね。
お父さんの海のお歌、最後の方は吠えてるだけ(笑)
井上咲喜子さん演じる小里が制服でやってきて、みんなに日本で
試合しろよ!そしてみんなの試合が観たい!応援してやるって
別れる小里なりのエールを送ってたよね。その後の小里の語りも
良かったな。
別れ。福島が作った「故郷の水」って歌良かったなあ。小里が歌い
ながら船の方に行き、みんなが悲しそうな顔をしながらも最後は
バンザイでお見送り。
ゴウのことで何かを悩んでいる東の母。昨日の朝から急にゴウが、
記憶が戻ったのか??
東家のご飯のシーン、お腹いっぱいになるほど食べる東は、お母さん
の手から血が出ていることを知ると、その理由がゴウに振りはらわれた
からだと。
ガブ・ガブリエル・ガブコさん演じる上松が家に迎えに来て一緒に
学校に行くシーン楽しかったー。途中でつまづいた件も。
身も心も17歳の上松の実年齢をばらす東、超面白かった!そのあと、
「こっち来いよお前!」言われてた(笑)←上松恐い(笑)
チームメイトの話を後ろで聞いているゴウ。
その話の中には、7年前ほどに台湾の原住民が日本人をたくさん殺した、
その主犯格は?、アミ族の日本語は下手など。
陳、王の2人は中国大陸から来た民族で自分たちの言語が下手でから
かわれて、ゴウと東に助けられたって。でね、日本に行ったときも
心配という話に監督は現実を語りつつ、日本人のチームメイトが
助けるんだ!って言ってくれてた。
その場で話を聞いていたゴウがみんなに気付かれる。
福島とキャッチボールを始めるゴウ、原住民の日本人殺し、主犯格とか
気になってたね。(なかなか聞けずで・・・。)
東、お母さんの手から血が出てたことをゴウに指摘してた!
監督、ゴウと東の関係がおかしくなってるのに気づいて事情を聞いてると
東が昨日の試合の途中から急に態度が変わってって話してた。
言葉にしないゴウに突っかかる東。監督も言葉にしないと伝わらないぞ!
って。
ここで、柔軟体操の時間になると、上村が「やろーぜ!」って客席に
乱入してすげー客いじりし出すんですけどー(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)
めちゃくちゃ面白かったー!ガブさん面白いね。
最前列のお客さんの膝の上に座って一緒に柔軟してた(笑)
おもろすぎたわあ!
ゴウは主犯格を知ることに。
「今お前と一緒に住んでいる人、東のお母さんだよ。」
これはビックリしたよね。それを知ったゴウの変わりゆく雰囲気。
ゴウの記憶が戻ったのか悟る東。
ゴウ「昨日のデッドボールさえなければ・・・。」
朝にご飯を準備してくれているゴウ。料理上手(^ω^)
その最中、福島たちが「大変なことに!」と伝えに来ると、小里が親の仕事の
都合で日本に変えることになってしまったとゆう。部活のメンバー
が・・・。悲しむみんな。
居ないと困ることは分かるけどどうにもならない小里。それぞれの
想いが出てたね。
こんな時に得意の心理術で上に立ち「日本に行くな。」と王が話すも
無理やったー(>ω<)
日本に行く!甲子園に行く!とテンションをあげるみんな。ゴウは
力が湧いてきたと高まってたああ!
福島が今の気持ちを歌に。
監督が到着し整列するメンバー。そして、お別れする小里の挨拶。
父の仕事の都合でね。しょうがないよ。
福島のお父さんが忘れてたおにぎり届けに来てくれて、小里に小里の
父と一緒に自分が撮った写真を手渡してた。
そして、小里の父を褒めてくれてた。日本の誇りだと!
お別れする小里のために練習試合を企画する!勝利を小里に持って
帰ってもらうと1年生を招集することに。え?ほか居ないけどどうする
んだろうってこの時、思った!
福島のお父さんが1年生を呼びに。
小里と最後の練習の時に東たちがボールを追っているのに、声を出さず
にそのボールを取りに行くがたいのいいガブちゃんこと上松、周りの
東たち吹っ飛ばしてたー(笑)←ここ楽しい♪
日本人には国があって、俺らにはないけど村があるんだって。
これからの台湾。
いつの日か中国と一緒にって思う人や、台湾は台湾って思う人もいて。
いつの日か台湾は一つになれるのだろうか。
日本人だけど台湾にずっと居たいと思う人もいる。自分が何人でも
他の何者でもなんでもいい、みんなとここで一緒に野球がやりたかった。
福島のお父さんが1年を連れてくると、お客さんたちが1年にされてて、
1年にしては歳食ってるなあーとまたもや上村のいじり(笑)
小里の挨拶から練習試合開始!この練習試合で、とんでもないこと、
残酷なことを思い出すゴウ。失った記憶なんていらなかった。
エースのゴウがバッターボックスに入ると、頭に死球。
それにより雰囲気が変わるゴウ。「おまえー!」と東に語るゴウ。
俺が日本人?嘘だ!アミ族の人間として誇りを持って生きてきた
ゴウには辛すぎる現実だよね。
記憶を思い出すゴウ。両親を殺されたことも。犯人はアミ族、
この主犯は??
東家では、お母さんがゴウのことを東たちから聞くと心配して
ちょっと見てくると飛び出して行った。
小里が日本に変えるのは2日後。
ここいらで、川原のバッグのブランドが「ORENO」ってなってるの
発見して超ツボに入ってた(笑)←俺の!て(^ω^)
みんなが「この海の向こうには、まだ違う島がある。そこには
僕たちと同じ人間が居る。」と歌いだすと皆がどんどんシンクロ
して歌い出し、真名実さんの歌う声途中からすごく聞こえて来て
素敵だったなあ。←歌聞けて良かったあ♪声ほんときれい。
甲子園に行って、アミ族の誇りになれる。それでいいのか?と
悩みだすゴウ。このままアミ族として生きるべきなのか。
見つかるゴウ、東のお母さんこんなに腫れてるじゃないのって
心配してたのと、こんなにひどいと思わなかったんだもん。
って家族の会話感のところ良かったなあ。続けて、東がお母さん
と話しているときの、『バント嫌いで打撃の練習を重視する』東
の主張のところ楽しかったなあ。
東のお母さん「あんたたちが甲子園に出てくれたらアミ族の誇りだよ。」
ゴウが7年前の記憶を無くす前のことを話し出すと、頭痛いから
寝ると。もしや?って空気が流れてたよね!
東の母があのとき、ゴウの両親を殺したことを思い出すシーンも
いいシーンだった。そばで心配する東が優しい。
俺の両親を殺したのは、おばさん、あんたなのか?違うよな。
ここで、キャスト陣が、それまでの台詞を繋ぎながら迫ってゆく
流れがなんか良かったなあ。
みんなでのお祈り、東のお母さんが刺繍のハンカチをゴウにプレゼント
するシーンから再会。
ボールを投げ込むも、大事な試合前なのに気持ちが落ち着かないゴウ。
すると東の母がその場に。ゴウは記憶が戻ったと、謝ってすむこと
じゃないと東の母が語ると、なんで?とゴウは続ける。
その理由を福島の父が説明してくれてね。東の母の事情を知ったよね。
民族同士の争い、日本人を襲わなければならない状況、襲撃の後勝ち誇る
アミ族のなかでただ一人泣いた、日本人は逃げるようにって言っていた、
泣きながらやめてと言っていた、小さいゴウを見つけ「この子供は殺さ
ないで!」と救った。
正義が分からなくなったゴウは1つ東の母に聞く「俺をアミ族の誇りに
したかったのか?」と。
あなたがアミ族と日本人の心を持った唯一の平和の象徴だから。
東の母の想いを知ったよね。
今は、民族に関わらず世界の平安を祈る。
それを聞き泣き崩れるゴウ。
2人は抱き合うとゴウは東の母のことを「お母さん」って呼んでたね。
ここ良かったああ。
「俺、アミ族と日本人の誇りとなり甲子園に行く!」
突きあげるゴウの人差し指!!!
民族の壁なんて関係ない。俺たちは一つのチームです!!
約90分間の内容ですごく観やすくてほんと面白かったです。
MARUさんの伝えたい想いを役者がしっかり演じて伝えてくれてたし。
真名実さんの男の子役すごい新鮮だったなあ。野球のシーンも
決まってたあ(^ω^)
真名実さんの声とお芝居すごく好き。
笑い所もあったし、歌も聞けたしほんと楽しかったです!
またお芝居観たいー!!
今年は、舞台に立つ真名実さんにまた再会できてほんと嬉しかったなあ。
約8年ぶりに舞台観れて、今年2回観れたよ。
そういえば、観た役が、野良犬役と男の子役と普段なかなか観れないだろう
役の当たり年でしたね♪来年はぜひ女の子役でも観てみたいです。
舞台「平安を祈ります」は今週の日曜日まで、西日暮里の戸野廣浩司記念劇場で
公演中です。
おすすめの舞台、概要は以下に記載しております♪(^ω^)
■内容
ある時から記憶失った「呉明捷」は
台湾にある高校の野球選手として、エースを任されていた。
日本統治時、台湾は台湾県となっていて、呉明捷のいるチームは台湾ではまだ一勝もあげられないほど弱かった。
しかし近藤監督が就任してから力をつけていった。
台湾県で一番になれば日本甲子園への出場も可能だった。
呉明捷はなぜ記憶を失ったのか?
その記憶は戻るのか?
「国じゃない、民族の違いだ」
■日程
2015年12月17日(木)~12月20日(日)
18日15時~/19時~
19日14時~/19時~
20日14時~/19時~
■会場
戸野廣浩司記念劇場
東京都台東区谷中3-19-5結城ビル地下1階
■チケット
前売¥3000
当日¥3500
■キャスト
志田光・・・ゴウ
マツダヒロエ・・・福島
井上咲喜子・・・小里
日向小陽・・・川原
小池真名実・・・東
ガブ・ガブリエル・ガブコ・・・上松
吉川紘章・・・陳
髙橋央祥・・・王
谷岡かおり・・・鈴木
井上貴代・・・近藤監督
緒原佑香・・・かつ
野辺富三・・・富
鍵谷沙知・・・上松(Bキャスト)
近藤大稀・・・鈴木(Bキャスト)
■スタッフ
脚本/演出:MARU
そんなこんなで。