12/9(水)に劇団居酒屋ベースボール3ヶ月ロングラン公演 舞台『灰色の蝶』
初日公演を観に行ってきました。
この公演を観に行こうと思ったのは、水原ゆきさんがご出演されるからです。
劇団居酒屋ベースボール3ヶ月ロングラン公演
『えのもとぐりむ作品集』第6部
舞台『灰色の蝶』
脚本:えのもとぐりむ
演出:新里哲太郎
★以下、内容に触れる感想を含むため問題ない方は読んで下さいね★
ぐりむさんの本に込めてるメッセージがすごく好きな作品!
シリアスな流れを飽きさせないイザベルの面白さすごいわ!
名作が有りすぎるね!
『灰色の蝶』内面をしっかり見つめる大切さ、優しさが沁みました!
水原ゆきさんのお芝居ほんと面白かったなあ。
舞台上で役に生きてるの観てると役者としてのチャーミングな一面と
役の気持ちがすごく伝わってくる。
この1ヶ月で3作品も舞台観させて頂いて、それ自体すごい事だし
何よりもお芝居に魅せられました!
会場のGEKI地下リバティ入ってセット観た瞬間なにごと?って
思ったよね。あの鉄柱が複雑に組み立てられてるセットすごかった!
舞台が始まると、花田千紘さんが演じる蝶がさなぎから成虫となり
飛び立つところすごく綺麗だったなあ。
狩野美彩子さん演じる母と、百瀬朔さん演じる息子モスのシーンから。
お母さんからお金を盗んで息子が買いたかったものは絵具。息子が掴む
札のお金に、これがないと私が殺されると叫ぶ母。
お母さんが居なくなっても絵具が欲しい?どうしてお母さんを苦しめるの?
息子の頬を張り続けながら、欲しいものがあるならお金を持ってきて、
買ってあげるから、お母さんも欲しいものがあるのと我慢している。
お父さん昔は優しかった。
包丁を持った母は息子にお前が全部ダメにした!次、外に出たら殺す
とまで。精神の状態が追い詰められているお母さんの雰囲気すごく良かった!
息子が母にお金いらないから抱きしめて欲しいと言うと、一転やさしい
声で「良いよ。」と語り持っていた包丁を落とし、息子の方へ進もうと
すると、後ろから吉川賦志さん演じる父が鉄パイプを持ち母に殴りかかる!
激しいオープニング!!さっさと金を渡さないからだ!と…。
殺しておいて、笑って保険掛けとけばよかったってどんな男なんだよ!
続けて、息子の絵の才能をお金に変えようと企む父。詩(文字)は意味が
分からないからいらない。父にはその絵が蛾に見えるがそれは『灰色の蝶』。
母の殺人を隠ぺいしようとする父に襲い掛かる息子。包丁で刺されると、
蛾は幼虫の時に殺すべきだった!と自分の息子を「蛾」と形容。
新里哲太郎さん演じるアザミが現れ、お金が世に誕生した流れを語り、
お金が狂った世界を作り上げ、今、その場で、涙を流す子供(モス)の
出来上がりと母がもっていた札を形見だとモスに手渡す。
「お金なんて無くなればいい!」モスの強い想い。お前は何も悪くないと
語るアザミは刑事。刑事は包丁を持ち、父をめった刺ししてモスに
「これで仲間だな。」と近づく。
アザミに絵本を読むモス。それは『灰色の蝶』。
「・・・蝶に光と花を 蛾に闇と罠を・・・光の中は蛾の楽園、その日から
蛾たちは次々と光の中に消え、一匹残らず居なくなってしまいました。」
これに最後に一文加える必要はないか?とアザミが語るは、
「蝶に光と花を 蛾に闇と罠を 誰が決めた?楽園はこれから描かれる!」
橘知里さん演じるアゲハ、藤田勇人さん演じるウラナミの刑事2人のシーンへ。
『マウスの道徳』 、『ウリボーの厨房』 で公演されていたお2人のシーン
で観ながらに高まってたよー!!
モスの話を始めるウラナミ。ここで10年前母親を殺されたモス。てか、あん
だけ刺されて父親逃走中?ってビックリした!2年前にモスを放火犯で捕まえた
ウラナミ。今日出所日で捕まえた犯罪者を更生させたく待っている。
ウラナミに語るアゲハの先輩刑事な雰囲気がすごく良いよね。
モスが出所し姿を現す。嫌な思い出は塗りつぶせばいいと、モスの母親が
殺されてから建設中止になった場所、そこの再建設がはじまりモスはその
場所で働くのだと。アゲハのことは覚えていないモス。
川本学さん演じる建設現場の社長パピヨン、モスを見るなりイケメンじゃない!
って雰囲気もそっち系の方みたいだった。
油井大顕さん演じる建設現場の上司チャドは厳しそうで怖そう。
建設現場にずっといるお花のプレゼントする人は何者なんだろうなあって
ずっと思ってた。したら「花屋ー、こんにちは(^ω^)」って水原ゆきさん
の登場で、市原ユウイチさん演じる花屋って分かった。水原ゆきさん演じる
マユが来たとき嬉しそうな花屋印象的だったなあ。
ゆきさん演じるマユの子供らしさ!すごくかわいらしくて、なんでパジャマ
着てるのかな?と思ったけど、すぐ分かった。
お絵かき帳を持って「今日はね、お花の絵を書くの。」って(^ω^)
マユは絵が上手な子で、曰く、絵には心があればいいんだって。子供でも
ちゃんと分かってる!花屋と一緒にニコニコしてるマユ良かったなあ。
須田暁さん演じる天野、市瀬美和さん演じる沙羅と白衣の精神科医先生
たちが来てマユに検査があるって病院に居るんだね。
マユは花屋のところに会いに来てくれて、花屋は自分の娘と遊んでいる
ようでねって発言に、はっ!としたよね。こころを探さなければいけない
のはそうゆうことだったんだ!
お絵かき帳に鉛筆持って絵を書くマユの鉛筆の持ち方いいね!
「でーきた!」と言ってみんなに差し出す絵は、蝶と言ってるのに、色が
鉛筆だけだから蛾とか言われてね。今度、色を塗ろうって。
その後のマユの「買う金、ねー!」って言い方が楽しいね。
したら先生が絵具、クレパス買ってくれるって!便乗して花屋がおうち買って
って頼んだら、マユが花屋におうち買ってあげてって後押ししてるんだもん♪
それはできない!(^ω^)
マユがもっと上手に絵を書けるようになって花屋に家を買ってあげるね。
ってすごく優しい子だよね。
ゆきさんが演じるマユの雰囲気はちゃんと役を醸してた!!すごいなあ。
検査に向かうマユはモスとすれ違いお絵かき帳を落とすと、モスがそれを
見て、マユが書いたものがちゃんと蝶だって分かってた!
マユ分かってもらえて嬉しそうだったね。今度一緒に絵を書こうって約束
して「いいよ。またね。」ってゆきさんが醸してる役の雰囲気がほんと
良いね!
マユが病院に戻ると、モスは花屋と語り、マユが親に虐待され捨てられた子
で天野先生の元で心の治療を受けてるって知る。
花屋は10年前に妻と娘を無くし、今は花を集めて生きているってやっぱり
そうだったんだね。花は町の人にプレゼント。花は蘇るんだね!
建設現場にずっと居る花屋にモスが、ここに長く居られるようにしますね
って優しいよなあ。
アザミがやってくるとモスとの再会。モスをグレーゾーンで守ってきた
アザミに、消えろ!と噛みつくモス。アザミがモスに指示した復讐劇の
計画は、ニセ札を書き続けろと。世界を変えるために。
モスと母のシーン。モスは父親によって顔が火傷にあい、その痕が蛾の
ようでもあり、母にそれが原因でそとに出て嫌われるのはいやでしょと
学校にも行かせず、自分の息子をあなたは蝶じゃなくて蛾と言われる。
母と息子のシーン切ない。モスのために絵を書く道具をプレゼントする母。
絵の才能が分かってたんだね。
次のシーンに移ると、マユがクレパス持ってるのに気付いたよね。マユ
持ってるー!ってなんかそれ観れただけでも嬉しくなった(^ω^)
アゲハの元に、菊川はるさん演じる桜井が「ご苦労様です!」と言って
現れた時の隠しきれないヤクザ感と声量!!←楽しい。
藍さん演じる上村も仲間。
マユの後ろにコートにフードを被りピストルを手にした男が現れて、危ない!
と思いながら、誰?誰?と思ってたら、古賀さんだったあー!
古賀健斗さん演じる須賀。古賀さんの醸し出してる雰囲気が良かったなあ。
そして、途中急にステップしとった(笑)
古賀さんのダブルピストルやばかったああ(笑)(笑)←跳ねてた!
途中で、マユの隣に花屋が来てくれて少し安心。
ペットボトル飲んでる人、飲んでるのが赤ちゃんみたいー!って思ってたら、
イマニヤスヒサさんやん!真凛ちゃんの舞台「THE LAST SONG」観に行ったとき
に出演されてて印象に残ってたからすぐに分かった。演じるのは野原。
兄貴野原は、茶番劇してて、それは刑事に呼び出されてのドキドキから来た
ものらしくテンションあげてた(笑)
野原にニセ札を見せて情報を教えろ!とアゲハたちは聞き込み。
「でーきた!」ときれいな蝶を書いたマユはモスにもそれを見せ、
ピカソの生まれ変わりと褒められる。モスは自身のスケッチブックを
マユにあげて、いつか逆にちょうだいと約束。マユの書いている絵が
欲しいモス。モスの絵を見るマユすごいってテンション上がってた↑
ウイリアム~の名前をモスになぞって言うマユの言い方めっちゃ
かわいかったし!(^ω^*)
いつか蛾の楽園に行くモスにマユも連れてってとお願いする。
『灰色の蝶』を読むマユ。『灰色の蝶』はマユに似てる。
夜になる前に病院に戻るマユ。
ウラナミに偽札を作っていないか疑われるモス。
ウラナミは携帯をモスに渡し、ピストルをモスに渡し「消えて欲しい
人がいるでしょ。」と言う流れでアザミが現れる。それまでのモスに
言い放ってるウラナミの迫力凄かったなあ。
アザミはモスに「マユという女に入れ込んでるらしいな。俺の言う
ことだけ聞いてろ!」と言っているときにアゲハが来てアザミに
「逃げてもいつか捕まるぞ!」と。
モスの尾行を開始するウラナミ。
アザミとアゲハが同僚だった時のシーンに切り替わると、新里さんas
アザミの語りのかっこよさがすごいの!!モスへ金が無意味な存在にするって。
アザミがモスを世間に知らしめよう!虐待の無残さを伝えるんだ!
と語ると、アゲハがそんなことしなくたって分かってる!と返すも、
知らない!知ってるふりだ!見て見ぬふりをするな!本当の苦しみは、
自分の目で見て初めて理解できる!
こんなニュースはオブラートに包んで結果だけ報告すればいいとする
アゲハに、この子(モス)の内面を見てくれ!とお願いするも、次の殺人
現場へ向かおうとするアゲハに、急に刑事を辞めることを告げるアザミ!!
毎日毎日、殺人事件、世も末だ!モスとその場を後にするアザミ。
天野先生手が痙攣してる時、看護婦の沙羅のおしりばっか見てたんですけど!(笑)
工事現場の休憩中に、野原さんの診察をしろと先生に凄む桜井。
したら、桜井マユちゃん見つけて、好みだったのか彼氏いるのかからの、
僕とお付き合いしてくれませんか?といきなり告白したけど、マユが持ってた
スケッチブックを桜井の顔面に突き付けてたー(笑)←マユ嫌そう
野原の気がついたら保証人になってた話めっちゃ面白かった!←さすがイマニさん(笑)
「俺は何の話をしてるんだ?」とか(笑)
そして、看護婦さんからサロンパスをもらって嬉しそうにしてるのも楽しかったなー。
アザミを待つ、野原たち。須賀が殺されたって、古賀さんやられちゃったの?(>ω<)
←古賀さんもっと観たいのにー!
と思ったら、死んでしまった時の再現で古賀さん出てきたー!(嬉)
上半身裸で顔面から流血、そしてきれいなおかっぱ。それ見てるマユ楽しそうだったなあ。
妻のお腹を触り、父を演じる須賀、したら妻に「大丈夫、あんたの子じゃ
ないから!」とゆう衝撃に悲しむ件(笑)(笑)(笑)
野原が心配すんなと須賀を後ろから抱きしめると苦しむ須賀はそれで死亡(爆)
←野原何やってんだあああああ!(笑)
その場にやってくるモスに野原がアザミ知ってるか尋ねるも、誰ですか?
と知らぬふりをしてた。
モスの治療に入る先生は、モスに似顔絵を書かせるも、そんなに上手くない件(笑)
まるい薄顔(^ω^)
「愛ってお金で買えますか?」というモスの質問に、看護婦さんはモス君
にならタダであげるよって、先生はその答えを一緒に探さないかって。
その後、先生が一緒にゴリラの威嚇を観に行こうとモスに約束する。
そしてモスに足も洗えと、洗わないと汚れは落ちない。
それに「モス足くさいの?」とほんとの臭いと勘違いしてるマユ(^ω^)かわいい
「マユが綺麗にする係ね。」って自分の洋服で足の周りをふいてくれてて
なんて優しいんだろうなあって。
モスの元にチャドが偽札を持ってくる。ニセ札偽造から手を引けと!
モスはやっていないと否定する。社長も来て、蛾の嗅覚で気づくと。
ここには更生を目指す人が集まる。モスを助けようとする気持ちが
すごかった!チャドが別れ際に、目の疲れに聞くからとホットアイマスク
を手渡してくれたのやさしす!(^ω^)そんなんくれる感じに見えない人がくれるのが(笑)
モスはホットアイマスクして気持ちよさそう♪眠ったモスを起こそう
とするウラナミ。
アザミはウラナミに語る。この世には2種類の人間がいると、明るい
お花畑を舞う蝶と暗闇のなか街頭に群れる蛾。
これは明るいお花畑を舞う蛾になりたいと。
アザミはモスと世界を変えようとしている。
花屋の元に「花屋~。」と来るマユ。この名前呼んで寄ってくる感じすごい好き。
モスがまだ来ていないと分かると絵を書いて待ってる。
刑事の元に野原たちがやってくる。
シュンシュン!の偽札説明のくだりが面白かったなあ。←そのくだりが終わった後
めっちゃ冷静に「今のがシュンシュンね。」って言ってるアゲハめっちゃおもろい!
アゲハに情報を出せと言われた野原たちは、出回ってる偽札の総てが手書きと
ゆう事実を伝える。人間業ではない。グレーゾーンで生きている天才の絵描き野郎が
居る。ダヴィンチの贋作を書いたのは?
蛾の羽がはえた天使の絵に、マユがダヴィンチじゃないよってウイリアム~って
覚えきれないほどに正確な名前言えてるの!←すごいね!
モスに教えてもらったのって言った瞬間、それまずいのでは?って思った。
モスにもらった絵を見せると、アゲハはどんどん情報が繋がって行く。
モスは最近無断欠勤をしているらしい。偽札の話に社長が知らぬふりしてた
けど大げさで少し怪しさもあり、「モス悪いことしたの?」ってマユ心配
してた。
マユの先生たちトナカイとサンタで来たら、先生また看護婦サンタさんの
パンツ見てた!(笑)野原も仲間に入れて見てた!(笑)
先生に「モスってやつの居場所を教えろ!」と野原が言うと知らないと返す。
先生を殴る野原。殴った手を痛める野原(笑)
殴っちゃったので治療代を渡す件(笑)←結果、何もしなきゃよかったのに野原(笑)
戻ってくる花屋とマユ。その場にいないモスにマユは「蛾の楽園に行ったのかな?」
って言うと花屋が「マユも連れて行くと約束したでしょ。」って言ってくれる声が
すごく優しいね。
『灰色の蝶』を読むマユ。その後、花屋がマユに言ってくれる言葉!
この世界は違和感だらけなのだ。難しいのだ。
花屋も昔はあくせく働いていた。もう失いたくないと花屋は泣いている。
マユと同じ年くらいの子が本当なら居たんだと。10年前に死んでしまった。
私は紙切れ(金)に踊らされて守れなかった。
娘の名前は花。花屋が大事に持っている花ちゃんの手紙を読むマユ
「パパヘ いつもよるおそくまではたらいてくれてありがとう。
花はパパがかえってきたときいつもねててごめんね。おやすみがあったら
ママとこうえんにいってちょうちょみようね。だいすきなパパへ。」
(;ω;)花からもらったお花も押し花にして大切に持っている花屋。
マユが花ちゃんに重なってたよ(;ω;)
娘を幸せにしたかった花屋(;ω;)うぅ
「幸せだったと思うよ。」ってマユ言葉かけてくれたの。
マユはモスの心の中に居たいんだって。
モスの両親のシーン、妻は夫に知らない女の人から電話があったことを
告げるとキレる夫。心配な妻と、ずっと働いているのになぜ疑うのかと。
その場に漂う蝶が切ない雰囲気を醸してたなあ。←蝶の雰囲気すごく良い!
モスは偽札を書いている。休憩だとアザミが食べ物をくれる。飲み物は
無く、書いた偽札で買ってこいと。本物のお札、偽物のお札どちらも手を
離せばひらひらと舞う。蛾が飛んでいるみたい。
アザミの分も一緒に飲み物を買いに行くモス。
モスが産まれたシーン。母が赤ちゃんを抱いている。
「あなたは灰色の蝶になるの。だからここに置いて行くの。」(;ω;)
母と一緒にいると蛾になってしまう。許してとその場に捨てる。
すると、あの夫が「殺して来いと言っただろ!」と現れると、ライター
の火をつけて赤ちゃんを燃やすとゆうなんたる衝撃。
←これが頬の火傷なんだ。胸がほんと痛かった。
大量の偽札が宙を舞う。どうして僕を産んだのか?
この世界に復讐しよう。
モスの元に現れるマユは「マユを置いて行くの?」とモスに聞く。
一緒に行くって言ってくれて良かった。「マユは蛾の羽を持ってるの。
背中にね羽がねあるの。」←この言葉言った瞬間、うわっ!と想像
したよね。
モスはほっぺたに羽が。お互いが羽に手をかざし合いぬくもりを
感じてるシーンすごく良かった。
花屋が、マユを連れて行くのかモスに確認すると、花屋は蛾の世界
に行くのではなくこっちの世界でやり残したことがあるって、そして、
マユもまだ心の治療が終わっていないから病院に居ないとねって。
モスにだから連れていかないでくれと頼む。
花屋がモスが行くのは天国では?と言うとモスが拳銃を向ける。
発砲音が聞こえると、モスではなく後ろから刑事が花屋を撃つ。
花屋は色々と知りすぎたから死んだほうが良いと言っておきながら
冗談だと。そしてモス、お前に逮捕状が出たと。
「花屋を助けてー。」と叫び、花屋を心配するマユ観てたらぶわって
来た(;ω;)
偽札を見てモスに愛を語る看護婦、そして先生は「モス!足を洗え!
って言ったよな!それでも俺は待ってるぞ!動物まだ行ってない!」
看護婦に起こされ、その場から去ろうとするも、名残りが感じられる
マユ。
アゲハが来たときにはその場にモスは居ない。取り逃がした。
次は見逃したらダメですよと見逃していないアゲハに語るウラナミは
10年前に、アザミを見逃したんでしょ?と続ける。
「モスの父は本当はアザミが殺したんですよね?」
モスから聞いたとアゲハに答えるウラナミ。
モスの父は行方不明だと話すアゲハに隠ぺいだと返すウラナミ。
憶測で物を言うのはやめろとかき消そうとするが、塗りつぶされた
記憶ですか?とウラナミの迫力がすごい!!!
ウラナミ、先輩のアゲハを殺しにかかったかと思ったけど、眠って
もらってるだけだった。アザミがそこに入る!!
野原たちもやってくる。
野原が自身で刀を持ってきたが、それを奪われ刺される野原、そして
桜井も。傷を負いながら退散する。
偽札は、この町の7割にも普及するほどの状態。小さな町が混乱しても
世界は変わらない。ちっぽけな俺たちは何も変えられない。
モスがピストルを握り現れると、アザミがウラナミに撃たれる。
そして逆に撃たれる。
アザミは倒れながらも、モスの母の形見をモスに渡す。アゲハとここを
出るんだと指示。現場が燃えてゆく。
お前はまだやり治せる。
もう終わりにしよう。
蛾の楽園などない。
あったとしても行けそうにない。
アザミは死す。
モスがピストルを向けると、アゲハが「次は私が守ってあげる。」とモス
に語る。
モス「アザミが教えてくれたお金で買えないものなんだかわかりますか?」
それは「ぬくもり」。
蛾が夜の街頭に集まるのはぬくもりが欲しいだけ。
僕たちはただ愛されたかった。僕たちはただぬくもりが欲しかった。
ライターで放火を行うモスの姿にマユが名前を叫ぶ!
政府は電子マネー化を視野に入れると発表。
自分を犠牲にして一石を投じたのだ。
焼け焦げたアザミの死体しか見つからない。モスとマユはどこに?
現場にはマユのクレパスが落ちていた。
モスの姿を発見したとゆう情報が世界各国から寄せられているらしい。
隣町でマユちゃんの目撃情報もあるみたい。花屋は隣町で暮らすことを決めた。
花屋のハサミは娘の形見。犯人が現れたら、それ刺してやりますと決めている。
そして、そのときはパピヨン社長よろしくお願いしますって。
復讐する前に犯人捕まえてあげてってアゲハに語るパピヨンやさしいね。
足を洗った野原たち3人は揃ってパピヨンの元でお世話になることに。
紙のお札もいまじゃゴミ。
あれから10年。
アゲハは渋くて苦い現実をどれだけ飲み込んできたとブラックコーヒーを
アザミに供える。
アゲハも受け入れていくことにする。世界を変えるために。
すると、その場に現れたのは、大人になり子供の時の雰囲気とは明らかに
異なるマユ!
←ゆきさん先ほどからこんなにも雰囲気変わるのか!!語り口調も一変!!
すごい!!!
『灰色の蝶』を語り、マユなのか尋ねられると「私の名はモス!」と。
えええー?ゆきさんめっちゃかっこいい!
「楽園はこれから描かれる!」
ウラナミはアザミとなり。
マユからモスへ。
『灰色の蝶』めちゃくちゃ面白かったあああー!!!
そして劇中に舞台上を舞う蝶役の花田千紘さん素敵でしたね!(^ω^)
舞台の幻想感を醸していてすごく良かったです!
舞台上で演じる役者さんの芝居を観続けていると感性が磨かれる。
役者の想いを感じて物の見方が変わったり大切なことに気付かされたりする。
大袈裟じゃなくて観劇はその時に感じられる生の迫力や笑いや感動だけでなく、
人として心を豊かにそして優しくなれるものだと思うんです。
日本の演劇って最高!!
劇団居酒屋ベースボール3ヶ月ロングラン公演 舞台『灰色の蝶』今日
観に行ってえのもとぐりむ作品集第6部最高の幕開けだった!
明日『フクロウガスム』観て、明後日『鴟梟-sikyo-』観る(^ω^)楽しみ!
イザベルめっちゃ観に行ってる!
たくさん公演していて毎回、良質な舞台を届けてくれる信頼感すごい!!
■内容
「愛はお金で買えますか?」
お金に狂った世の中を風刺した問題作。
「僕たちは、ただ愛されたいだけだった」
“フクロウガスム”誕生のキッカケとなったシリアスな舞台が
あなたを深い闇に誘う…。
■日程
12月12日(土) 19:00
12月13日(日) 13:00
12月16日(水) 19:00
12月17日(木) 15:00
12月19日(土) 15:00
■会場
下北沢 GEKI地下リバティ
■チケット
前売 4000 円、学割 3500 円、FC3000 円
当日4500円
■キャスト
百瀬朔・・・・・モス
水原ゆき・・・・マユ
新里哲太郎・・・アザミ
橘知里・・・・・アゲハ
藤田勇人・・・・ウラナミ
須田暁・・・・・天野
市瀬美和・・・・沙羅
イマニヤスヒサ・野原
藍・・・・・・・上村
菊川はる・・・・桜井
川本学・・・・・パピヨン
油井大顕・・・・チャド
市原ユウイチ・・花屋
吉川賦志・・・・父
狩野美彩子・・・母
古賀健斗・・・・須賀
花田千紘・・・・蝶
■スタッフ
脚本:えのもとぐりむ
演出:新里哲太郎
そんなこんなで。