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shelf volume19公演 『 [deprived] 』

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2/13(金)にshelf volume19公演 『 [deprived] 』を観に行ってきました。


この公演を観に行こうと思ったのは、春日茉衣さんがご出演されるからです。



shelf volume19公演
『 [deprived] 』

構成・演出 / 矢野靖人


deprived


★以下、内容に触れる感想を含むため問題ない方は読んで下さいね★



deprived(仮)から数えて3度目のdeprived観劇。


横浜のさくらWORKS《関内》というシェアオフィスの空間で俳優さんの
言葉と身体だけで表現されるdeprived。


語られる言葉と反応、目の前で起きている時を一緒に体感した感覚が
とっても良かったです!


言葉の力が迫りそれを感じる感覚、そして、会場に響く言葉自体が形としては

観えないんだけど、それを観ているような感覚にもなる。


会場のさくらWORKS雰囲気良かったなあ。


開演前にすでにステージに俳優さんが居るのですが、いつも佇む俳優さん
を観ているのが楽しくて、

三橋さんが白いキャンバスに黒で書かれたボードを眺めていたり、
渡辺さんが上の空調を見てその風に当たって髪がなびいていたりさらに、
床の穴の所がテープでふさがれている所に興味を持って近づいていくところ
なんか思わず観てて笑みがこぼれてしまった(^ω^)面白い



開演すると、優子さんが移動して、日本国憲法の語りから始まるんだけど、
優子さんはそこに居ることに対して力が抜けているというかすごく自然で
いるところがいいなあ。なんか違う!


そして、声の綺麗さと声量の振り幅で、高くなると空気が張り詰める感覚。


ほかの俳優さんたちが順に手をあげていくところに今まで観劇してきた
deprivedが思い出され優子先生でした(^ω^)


春日さん寝ている森さんを観ている感じが良かったなあ。春日さん、
立たれた時に瞬きをせずに、凛とした感じで回りの言葉を聞いている
雰囲気も良かったですね。


お客さんの席側の中央に柱があるのですが、その隣に座って観劇していた
のですが、渡辺さんが急接近。


三橋さんの語りの時に、その勢いに渡辺さんの身体が反応して、柱に近づく
ような、手が柱を探るような、最終的には柱にまでついて行くところが三橋
さんの語りの呼応した反応で観ていて楽しめました。


開場からずっと横になっていて、表情が見えない森さんの起き上がり方が
今回すごい迫力があって、正直びっくりしました!ちょっと焦った。
そして、今回眼鏡が無くなってた。


春日さんもびっくりしたような雰囲気で、優子さんはいたって冷静な感じ。
その反応の違いとかも楽しい。


deprivedで大好きなシーンの森さんが移動するとみんなそれについて
また一直線に並ぶの観れて良かった。微調整しているところとかほんと好き。
このシーンは、自分がどこで並ぶとか決まってるのかな?


列を抜けた小川さんが歌う「君が代」の迫力がすごかった!
力が伝わってくる。


渡辺さんのデモクラシーのYのポーズいいね。「デモクラシーの考え方は」
から国民の大部分はとお客さんを観立ててあおる仕草のところも、引き込
んでくれて良かったです。


春日さんの武者小路実篤の語りは、語る内容の通り、ますます迫力が
増していくところが観ていて高ぶれて良かったです。高揚感。


優子さんも拍手するよね。


裁判のシーンは優子さんの存在感がやっぱりすごい!被告との会話は、
観入ったし、被告へ声を荒げて攻め込むような語りの迫力がとにかく
凄かった。


このシーンで、最初優子さんが語りだした時に、立っているだけの森さん
が醸し出す雰囲気だけで被告を感じる所もすごい。


途中で盛り立てる拍手のそろいっぷり素敵。



今回の観劇は、同公演を何度か観ていることもあり流れが分かるので、
思い出しつつ観れるのも楽しかったです。



横浜関内で観劇して、初日乾杯して帰るって(^ω^)最高


shelfの空間はやっぱいいなあ。


deprived面白い!


2月14日(土)まで、以下概要にて絶賛公演中です。


■演出ノート
「政治」というものについて考えたい。政治といっても政府や政治 家の話ではなく、人と人とが二人以上いる場に必ず発生する政治的 なふるまいや、言葉の力について考えたいと思う。取り扱うテキス トは太宰治の小説、武者小路実篤のエッセー、日本国憲法前文や、 第一次大戦に従軍して戦死したイギリス詩人の詩等。人間の主体、 即ち「私」「私たち」「国民」「人間」などについて考察しその発 語の現場を捉え、閉塞した世界を穿ちたい。

2014年11月 演出 矢野靖人


■日程
2月14日(土)14:00 / 18:00


■会場
さくらWORKS<関内> (横浜)
横浜市中区相生町3-61 泰生ビル2F
JR関内駅より徒歩5分、みなとみらい線馬車道駅より徒歩5分


■チケット
一般 前売り2500円/当日3000円
学生:前売・当日共に2000円(要学生証提示)


■キャスト
川渕優子
春日茉衣
森祐介
小川敦子
渡辺真美
三橋麻子


■スタッフ
構成・演出 / 矢野靖人


そんなこんなで。


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